十章
一真隊の現状×鉄砲運用
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良くしてもらいたい。全員一人ずつ名前を言え、ひよ達は本名と通称を言え」
と言った後に、まず黒鮫隊の者達から自己紹介を始めた。名前と歳と今持っている銃の事。アサルトライフルは中距離で、スナイパーライフルは遠中距離。今度はひよ達になってから自己紹介は終えた。
「さて。紹介が終わったところで、とりあえず出陣準備は完了かな?」
「そうですねー。あとは評定で細かいところを決めて」
「久遠様の号令一下で出陣!ですね。うーん、久しぶりの戦、楽しみだなぁ!」
武人らしく張り切っているころであったけど、鞠は眠そうだった。可愛らしい声と共に、大きな欠伸一つ。
「鞠、眠い?」
「うーん・・・・・そんなぁ事ぉ、ないよぉ〜」
「あははっ、きっと旅の疲れが出たんですよ。鞠ちゃん、お部屋に案内するから、今日はもうお休みしよ」
「・・・・・ぅん」
「じゃあお頭。私とひよは、鞠ちゃんを部屋に連れて行きますね」
「頼むな。じゃあ二人共、お疲れ様。おやすみ」
と言ったら三人ともお休みと言ってから行った。今回は、紹介だけだったから隊員達をトレミーに戻した。鉄砲運用については、トレミーでも調べられるし詳しい者から聞けばいい。
「さて詩乃。もう疲れたろ?だからもう寝てていいよ」
「ですが・・・・」
「俺の事は大丈夫だから安心しろ。しっかり休んで、これからの大戦の時は頼む。明日からでいいからアイツらに鉄砲運用を教えてほしい」
「・・・・御意。ではお言葉に甘えまして、休ませて頂きましょう。それと明日は任されましょう。はふ・・・・」
「おやすみ詩乃」
「おやすみなさい、我が主」
小さく、可愛らしい欠伸をして部屋に戻って行く詩乃。詩乃も長旅で疲れたろうから、明日の朝食は何か元気が出る物にしようかな?なので早速トレミーに行き、元気が出る物を作り出した。やっぱウナギかなと思って人数分を作った後にラップを巻いてから空間にしまった。朝食からうな重は、豪華だと思うけど。まあいいやと思い、風呂に入った後、久々に自分の部屋で寝たのであった。早朝に起きた後、皆が起きる前に長屋に戻ったから大丈夫。うな重もいつでも温められるから心配。皆が起きた後、朝食を見せたら美味しく食べる皆の姿があった。
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