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戦国†恋姫〜黒衣の人間宿神〜
十章
一真隊の現状×鉄砲運用
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ている。それに金は拠点でもいくらでもある。

「お頭は今、五千石程貰っています。普通なら四十石で兵一人の負担ですから、百人ちょっと雇えば終わり何ですけど、お頭の命令で、一真隊は二百人雇っています。だからお財布はキツキツですよ」

ふむ。そういえばそんな事言ったな。でも金がないのなら創造して創っちゃえばいいのでは?

「金については、俺が創れば問題ないが。いくら神仏の類でも自分で稼がねばとは、思っているからあまり使いたくない。今は今ので凌ぐしかない。それでも俺に付いて来るか?」

「任せてください。お頭のためですもん、私、頑張っちゃいます!」

「だけど私達にも限度があります。先陣を仰せつかれば・・・・・たぶん破産しちゃいますよ、一真隊は」

「先陣は大丈夫だろう。何せ先陣は森一家だ。先陣を譲る気はないよ。俺個人で呼ばれたら行くけど」

「確かに。それに我ら一真隊は、接近戦を得意とする部隊ではありません。恐らく本陣か、後備えに配置される事になるでしょう。それに鉄砲の専門家もおりますし、何かあれば黒鮫隊の出番ですから」

「一真隊全体はそれでいいとして、俺ら個人はどこに配置するんだ?」

「荷駄と工兵をひよが担当し、後方に配置。長柄組はころが率いて先手。一真様、私、鞠さんで本陣を形成という所が妥当です。鉄砲隊はひとまず、一真様周辺に配置し、状況によって動かせるようにするのが良いかと。何かあれば一真様が何とかしてくれるでしょう」

「その配置がいいな。ただし、俺はこの時代に関しての鉄砲知識はないと思え。鞠は、兵を率いた事はある?」

「ないのー!」

「だよなー。じゃあ鞠は俺の・・・・そうだな?俺が戦闘する時は俺の背中を守ってほしい。鉄砲は詩乃で運用って事にするか」

「御意。ですがこれ程多くの鉄砲運用した経験は、私にはありません。如何致しましょうか?」

「そうだな。じゃあ、黒鮫隊から何人か来てもらって、この時代の鉄砲運用させるか。黒鮫隊は鉄砲集団とでも言ってもいいくらいだし」

「では、今からでもいいので連絡してもらいますか?黒鮫隊の隊員はこの時代の鉄砲運用を知らないといけないので」

俺は分かったと通信機でトレミーに入れる。この時代の鉄砲運用に詳しい奴か、興味がある者は連絡せよとな。そして数分も経たない内に、ケータイにメールが入った。全員日本人だったが10人だった。男性は翼・大和・隼人・拓海・誠の5名で女性は凛・美咲・楓・七海・明日香。一応アサルトライフルとスナイパーライフルを持ってきてから呼んだ。空間から現れた隊員が揃った所で、紹介した。

「こいつらは、この時代の鉄砲運用に詳しい者か興味のある者を選別してきた者だ。一応こちらの銃も持たせているけど。全員、こいつらは一真隊の主要の者達だ。仲
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