十章
書状の中身×鬼退治の結果
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緩んだ。これで肩の力も抜いたのだろう。落ち着くようにこの部屋には、癒しの力を出している。皆は気付かないように。
「それで松平勢との評定はどうするんだ?」
「旅の疲れもあるだろうから、しばし休んでもらう。その後に大評定を開き、出陣までの手筈を詰める事になるだろう」
「眞琴と一葉には?」
「既に早馬を出してある」
「そうか、いよいよか。楽しみだぜ」
「うむ。まずは京。そして越前。・・・・ザビエルとやらの野望を潰し、日の本にいる鬼を一掃する。力を貸してくれ、一真」
「当然だ。そんじゃ、今日は一真隊の出陣準備の仕上げがあるから、長屋に戻る」
「あ・・・・もう行くのか・・・・」
「仕事があるしね。けど何かあったら呼んでな」
「分かった、頼りにしてやろう」
「おう。それじゃな」
と言って俺達は、部屋を出て玄関に行った。そしたら結菜が、もう帰るのかと聞いてきたけど。
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