九章 幕間劇
早朝からの鍛錬×山中での散歩
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「綾那、草もですがキノコもよく探すですよ。椎茸とか」
「椎茸?松茸じゃないのか?」
「松茸ですか?秋になったらあの辺りになら、いくらでも生えてきますよ」
「一真様のお国は、松茸が珍しかったですか?」
「まあな、希少価値高いし高級食材だったからな。逆に椎茸何ていくらでも手に入ったけど」
「椎茸が・・・・」
おいおい、松茸なら分かるが椎茸が希少価値なのか?それとも椎茸が高級食材とかなのか?それだったら、少し分けた方がいいのかな。トレミーには各種のキノコを揃えてあるから、椎茸もよく使われる。
「あ、そうだ。二人に聞きたい事あるんだよな」
「何ですかー?」
「松平の殿様の事なんだが」
「葵様の事ですか?」
「ああ。俺はまだ会った事ないから、どんな人なのかなって」
ここで会うとは思わなかったけどね、久遠からは名前くらいだ。どういう人物像か聞きたいが、狸でない事を祈るしかないけど。
「どんな方ですか。・・・・素晴らしい御方です。頭がよくて、お優しい方です」
「なるほどな、参考になれた。ありがとう」
「いえいえ。そういえばもうそろそろご飯ができたかと」
「そうだな。そろそろ戻ればちょうど朝食が食えるしな」
「はいっ」
「分かったです!」
と言いながら、俺は二人を抱えて風術で飛んだ。二人は驚いたが、すぐに慣れてきて俺に捕まってた。そして、宿前で着地した後に朝食を食った俺らであった。朝食を食べた後、部屋の中で翼を展開させてから詩乃と鞠に向けて光の粒子を放った。そしたら前より疲れがとれたと言ってた。その後、俺は疲れたから寝た。太陽光を吸収し過ぎると眠くなる。
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