SAO編
第一章 冒険者生活
9.こだわりを求めて
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久しぶりと感じてしまうほど今まで無言だったキリュウさんが口を開いた。
いつもの無表情なのだけど、今はそこはかとなく疲れている印象を受ける。まあ、わたしらのせいかもだけど。
「はいっ! あ、でも、攻略も忘れて無い……ですよ?」
元気良く声を上げたネリーが、本来の目的を思い出したのか語尾がもにゅもにゅと濁っていく。
そんなネリーの目を泳がせてるような様子に、わたしはぷっと吹き出し、レイアもクスクスと笑い出した。
静かな、他の誰もいない静かな夜の街に、わたしたちの笑い声だけが響いていった。
――あ、ちなみにあのパンツはちゃんと貰いました。
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