暁 〜小説投稿サイト〜
SAO 〜青の剣士達〜
第1部 SAO
13話 圏内事件〜事件の真相と終わり〜
[2/2]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
ンズ氏が見ていたのは自分のHPではなく防具の耐久値だ」

「あ!」

「タクヤも分かったみたいだな」

「私にも分かるように!」

「さっき、サンドイッチが消えたでしょう?」

「ええ」

「もしも、それが防具だったら?」

「さっきよりもポリゴンの量が増えるわね」

「それは、何かに似ていませんか?」

「まさか......」

「そうだ....その散り方が似ているんだよ....この世界での俺達が死ぬときと.....
そして、タイミングを合わせて、転移結晶を使えば圏内殺人に見せかける事ができる.....
これが真相だろう」

「さすが、兄さん.....」

「アスナ......ヨルコさんが今どこにいるか教えてくれ.....嫌な予感がする.....いや....
こういったほうがいいかな.....ヨルコさん達が危ない」

  ◆

兄さんの言った通り、ヨルコさんはラフィン・コフィンに襲われていた
もっとも兄さんがそれを阻止したが
グリセルダさんに関してはグリムロックさんが殺してしまったらしい
アスナさんは......

「それは、愛情ではなく、所有欲よ!」

とグリムロックさんに怒鳴っていた

ともあれ、圏内事件は終わりを迎えた
僕達がこの場所を離れるときにグリセルダさんを見た
彼女は笑っていた

僕達はこの世界を終わらせると再度心に誓った

「ねえ....キリト君」

「何だ?」

「もし....好きな人の違う一面を見たらどう思う?」

「俺はうれしいな.....」

「え?」

アスナさんは聞き返し兄さんは照れながら

「だって.....その.....一石二鳥じゃないですか.....好きな人の違う一面を見れるって....
その面を好きになればいいし......」

「クス.....」

アスナさんは笑う
そして.....

「キリト君.....フレンド登録しようか」

「え?」

「だって、フレンド登録してないじゃない」

兄さんは笑って

「いいぜ」

兄さんはアスナさんとフレンド登録した
アスナさんはとてもうれしそうでした

「お二人さ〜ん!そろそろ行きますよ?」

「は〜い!」

「今行く!」

僕はアイリにメールを送る

to:アイリ
  これから会えない?伝えたい事があるんだ.....できれば47層で

アイリからの返事は

from:アイリ
   いいよ。待ってる

僕はアイリに思いを伝えるため、歩き出す

「途中でアクセサリー店に行かなきゃ」

あ!兄さん達を見て決めたんじゃないよ
決して!
[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ