5話 女子会
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私たちは今、私の部屋で女子会をしていた
「今回は恋ね。ちなみに、男子も同じ議題で男子会してる」
「今?」
「そう」
「誰の発案よ.....」
「あたしと蒼太」
「なぜ?」
「この際だから、誰が誰を好きなのか確認するため」
この里香の発言には誰も何も反応しなかった
ただ、一部を除いて.....私?私もその一人ですが何か?
「いいね」
「さすが里香さんです」
「あんた達バカ?」
「私もアリス先輩に賛成です」
「先輩つけなくていいよ」
「アリスも愛羅も冷めてるね....愛羅は彼氏持ちだからか....」
「そんなんじゃありません!私は誰が誰を好きか知ってるからです!」
「ホウ....言うね」
「ですね」
里香と珪子ちゃんが反応する
「じゃあ、言ってみなよ?」
「まず、ユージオ先輩はアリスさんの事が好きみたいですし、
アリスさんもユージオ先輩の事が好きですよね?」
「それ、ホント!?」
里香がものすごく反応する.....アリスが困ってるよ?
「まあね」
アリスは顔を赤らめながら言う
「本人からホントとのお墨付きです」
里香は面白がってるよ.....絶対.....
「他には?」
珪子ちゃんまで.....
「そうですね.....珪子と里香さんと明日奈さんと直葉は和人先輩でしょうか.....
和人先輩に関しては分かりません」
私と里香、珪子ちゃんと直葉ちゃんはドキリとする
「でも.....直葉は妹でしょ?」
「正確には従兄です」
「え?」
私は聞き返す
「お兄ちゃんが幼い頃、両親が事故にあったみたいで私の兄として母が育てていたみたいです。
もっとも、お兄ちゃんは10歳の時に知ったらしいですが.....私は最近知りました」
「じゃあ、拓人君は?」
「タク兄は私の本当のお兄ちゃんです」
「どうして、和人君の事をお兄ちゃんって呼んでるの?」
「だって、年が一番離れてるから.....」
「つまり、和人の事をお兄ちゃんって呼びたいからと」
「はい....」
「大変ね.....和人を狙ってる人は」
「和人先輩.....人気ですね」
「私たちはライバル少ないから楽ね」
「ですね」
その時、メッセージが届いた
「里香?」
「蒼太から....男子会報告だって....なになに?
ユージオはアリス好き.....これは分かってた事だけど.....!」
明らかに里香は驚いてる
「どうしました?」
直葉ちゃんが尋ねる
「和人は....気になる人がいるらしい......」
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