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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epos18恋乙女狂想曲〜I like you? No, I love you〜
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†††Sideはやて†††
みんながリンドヴルムって人たちを迎撃するために居らんその間、わたしはすずかちゃんの家に泊まりに来ることになった。すずかちゃんのお家はホンマに大きくて、お嬢様やってことがよう判る。
すずかちゃんの家に泊まりに来たんはわたしだけやない。なのはちゃん、アリサちゃん、フェイトちゃん、アリシアちゃん、シャルちゃん、みんなも一緒や。同い年の女の子だけのお泊り会なんて初めてやから、ホンマに嬉しい。
夕ご飯はみんなで一緒に作ってドキドキ。みんな一緒にお風呂に入って洗いっこをしてドキドキ。すずかちゃん達から学校での出来事を聴いてドキドキ。新鮮なドキドキばかり。
『はやてちゃん。シャマルです。リンドヴルムの迎撃が完了しました。みんな、無事ですから安心してください』
泊り用の客室でみんなとお喋りしとる中、シャマルから思念通話が来た。わたしは『うん。良かった』って心底安堵する。みんなは余裕で勝つから安心して、って言うてたけどやっぱりどこか不安やった。でもそれも晴れた。
シャマルの思念通話に遅れて『はやて、おやすみ!』ってヴィータからの元気な挨拶も来たし。わたしはみんなに『おやすみ、また明日な♪』思念通話を送った。みんなから『おやすみさない』って返って来た挨拶に心がほんわか。やっぱり家族と話せるんは嬉しいものやな。みんなに挨拶をして思念通話を切る。
「でさ、あたしはこう思ったわけよ。はやて。あんた、うちの聖祥に転入して来なさい」
「命令形って・・・、アリサちゃん」
アリサちゃんがいきなりそんなことを言いだした。すずかちゃんがやんわり注意。わたしが反応する前に「それいい♪」アリシアちゃんが諸手を挙げて賛成の意を示す。そんなアリシアちゃんを窘めるんはフェイトちゃんで「さすがにそんな、ねぇ。無理だよ、きっと」ってアリシアちゃんの頭を撫でた。
アリシアちゃんは「もう、妹扱いしないで」って頭を振るった。驚いたことにフェイトちゃんはお姉さんやなくて妹さんで、アリシアちゃんの方がお姉さんやった。双子さんらしいけど、どう見てもアリシアちゃんの方が妹さんで、小学1年生くらいにしか見えへん。うん、ちっちゃくて可愛くてギュって抱きしめたい。
「はやて? なんか失礼なこと考えなかった?」
「うぇ? ううん、なんも考えてへんよ。ちみっこくて可愛ええなぁ、とか、ギュってしたい、とか、小学1年生にしか見えへん、とか思うてへんよ?」
「思いっきり思ってるじゃん!」
「つい本音が・・・」
「本音とか言った!」
アリシアちゃんがベッドの上でジタバタ暴れ出した。あちゃあ、アカンのやな、やっぱり子ども扱いするんは。謝ろうとしたところで、「やっぱり誰でもそう思うよね〜」シャルちゃんがベッドに上がってアリシアちゃんを抱き
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