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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epos18恋乙女狂想曲〜I like you? No, I love you〜
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、ねえ、みんな。今朝の広告で見つけたんだけど。海鳴市内に最近、スーパー銭湯が出来たみたいなんだけど・・・」

すずかちゃんがポケットの中から1枚のチラシを取り出してわたしらに見えるように翳した。

「海鳴スパラクーア、新装オープン・・・?」

「露天風呂、サウナは6タイプも? あと、炭酸泉・・・」

「座湯、滝湯、水風呂、岩盤浴、寝湯も」

「泡風呂、紅茶風呂・・・、え、紅茶?」

「バイブラバス、ジェットバス・・・? いろんなお風呂があるんだね」

「ふ〜ん・・・え? 電気風呂? 何コレ、拷問の一種?」

「あはっ。そんな電気風呂なんか・・・マジ? 」

フェイトちゃんとアリシアちゃん、それにシャルちゃんは外国の子なこともある所為か、日本のお風呂の種類の多さに驚いてて、アリシアちゃんとシャルちゃんは電気風呂に若干引いてる。そうゆうわたしも驚きや。紅茶のお風呂ってどんなんやろ。とゆうか、いくらくらいするんやろ、紅茶の茶葉・・・。

「にゃはは。違うよ、2人とも。電気風呂というのはね・・・えっと、ピリピリして気持ちいんだよ・・・たぶん。あ、でも体には良いみたい、低周波マッサージ・・みたいな?」

なのはちゃんが電気風呂の効能について自信なさげな説明。最後の、たぶん、はホンマに小さな声やった。あと電気風呂ってメーカーさんが公式に効能は不明って出しとるよなぁ、確か。

「でね。今日みんなで一緒に行かない?ってお誘いなんだけど」

わたしらは一度顔を見合わせたから「ぜひ!」すずかちゃんのお誘いを受ける答えを告げた。それから「うちの家族も一緒でええかな?」って訊いてみた。

「うん、もちろんだよ♪」

「ていうか、都合がつかないってこともあるけど、未だはやての家族の1人としか会えてないわね、あたし達」

「そう言えば確かにそうだよね。はやてちゃんをすずかちゃんのお家まで送って来てくれたのもシャマルさんだったし」

昨日は、いつも留守番の回数が多いシュリエルもリンドヴルムってゆう人たちの迎撃戦に参加するってゆうことでルシル君らの作戦会議なようなものに一生懸命参加してたからなぁ。

「うん。そやからこの機会にみんなにわたしの家族を紹介したいなぁ、なんて」

「私たちもちゃんとご挨拶したいもんね。私も誘ってみる」

「じゃあわたしはエイミィを誘ってみる」

「リンディ・・さんはたぶん仕事で忙しいと思うから無理、かなぁ・・・。一応訊いてみよう」

なのはちゃんはお姉さんの美由希さんを、アリシアちゃんとフェイトちゃんはそれぞれ一緒に暮らしてる家族の人を誘うようや。と、そんな時、「はやて、はやて」シャルちゃんがわたしに顔を近づけて来た。

「ルシリオンももちろん連れて来てくれるんだよね♪」
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