暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epos18恋乙女狂想曲〜I like you? No, I love you〜
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しめて頭を撫でまわす。

「シャルぅ〜!」

みんなの中で体が一回り小さいアリシアちゃんはシャルちゃんにされるがまま。

「にゃはは。アリシアちゃんって、言ったらまずいけどマスコットキャラみたいだから」

「実際にクラスでマスコット扱いだよね・・・」

「そうそう。それどころか上級生の女子にも人気だし。アリシアの何が惹きつけるのかしらね?」

シャルちゃんだけやなくて、床のカーペットに座ってたすずかちゃん達もベッドに上がって、アリシアちゃんの頭を撫で始めた。

「なのはもすずかもアリサもイジワル! フェイト、お姉ちゃんを助けなさい!」

揉みくちゃにされてたアリシアちゃんはついに妹のフェイトちゃんに助けを求めた。フェイトちゃんは「え、あ、うん・・・」アリシアちゃんに群がっとるすずかちゃん達の側へ歩み寄って行って「・・・よしよし」フェイトちゃんもなでなでに参加した。

「ちょーーーーーっ!?」

まさかの裏切りにアリシアちゃんは絶叫。わたしも参加したいなぁって思うたから車椅子移ろうとしたところで、「フライハイトタクシーです♪」なんとシャルちゃんがベッドからカーペットに座るわたしの側まで跳躍してきた。運動神経・身体能力がすごい。そんなシャルちゃんは「わわっ?」わたしをお姫様抱っこ。

「シャルって本当に力持ちよね」

「ゴリラ?」

「失礼な!」

「お返しだよ〜♪」

アリシアちゃんとシャルちゃんのやり取りにみんなが笑う。シャルちゃんは「お返しのお返しだ!」って言って、「そぉい!」わたしをベッドに放り投げた。一瞬の浮遊感に「ひゃっ?」短い悲鳴を上げてしもうた。ボフッとわたしはフワッフワな柔らかベッドに背中から落下。

「さぁ、皆の衆。生意気な年長者に思い知らせてやれ。くすぐれぇぇぇぇーーーー!」

「「「「「へ?」」」」」

「にゃんと?」

シャルちゃんもピョンとベッドの上に飛び乗ってアリシアちゃんを撫でる・・・ことなく脇に手を差し込んでくすぐり始めた。真っ先に乗るのが「よしっ、やったろうじゃない」アリサちゃんで、アリシアちゃんのパジャマの裾を捲ってお腹をくすぐり始めた。

「きゃははははは! ダメ、お腹、ダメぇぇーーー!」

顔を真っ赤にして涙を浮かべながら悶えるアリシアちゃん。さすがにそれは可哀想やってことで、くすぐりに参加してへんわたしらが2人の蛮行を止める。

「――で、えーっと、なんでこんなことになっちゃったんだっけ?」

「はやてちゃんの転入の話から、だったかな?」

「うん、確かにそうやった」

「でも本当に出来るの? もし出来るのなら、みんなで協力してはやてがちゃんと学校生活を送れるようにするから」

「そうね。悠々自適なスクールライフを約
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