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偽りの涙
第一章
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「そういえば今見る風景も殆ど覚えがないのう」
「だからです。このままではユリシウス様のところに無事辿り着けるかどうかわかりませんので」
「それで案内してくれるというのじゃな」
「その通りです。宜しいでしょうか」
「是非共そうしてもらいたい」
 アポロニウスはにこりと笑って彼に告げた。
「実はわしも今気付いた。この街について殆ど忘れてしまっているということにな」
「それでは」
「うむ、頼む」
 あらためて彼に言う。

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