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ヘタリア大帝国
TURN134 ジブラルタル会戦その七
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の阪神と」
「俺野球ははじめたばかりだけれどすげえ嫌な感じの例えなのはわかるからな」
 フランスはうんざりとした顔で小澤に返した。
「そんなに弱いか?俺」
「あんたまともな相手に正面からやって勝ったことないやろ」 
 ベルギーはフランスに今回も容赦のないことを言う。
「そやろ」
「三十年戦争では勝っただろ」
「あの時オーストリアさんもスペイン親分も長い戦争でへとへとやったやん」
「そこを攻めた俺の戦略勝ちなんだよ」
「その後調子に乗った太陽王さんが負けまくって元の木阿弥やったな」
「・・・・・・まあな」
 フランスにとってはこれも忌々しい記憶だ、栄華を極めた太陽王が派手に戦争を行いエイリス、オーストリアに負け続けたのだ。
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