スーパーロボット大戦OG外伝
0555話
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「任せろ。……全機、ニーズヘッグの周囲に展開を。ただし、量産型Wのエルアインスはシロガネの直衛としてそのままだ。ヒリュウ改とハガネの部隊は俺達の防御を頼む」
その声と共に、修羅神へ向かい攻撃をしていたシャドウミラー隊が集まってくる。
シャドウミラーの機体が抜けた事で当然攻撃が薄くなり、接近してくる敵修羅神も増えるが、そうはさせじとそれぞれの機体からの攻撃が激しくなる。
中でもR-3パワードのストライク・シールドは近付いてくる敵に対して死角から入り込むようにして一撃を与え、バランスを崩した次の瞬間には他のストライク・シールドが纏めてタコ殴りにするというえげつない戦法で反撃していた。また、大量の犠牲を出しつつもこちらとの距離を縮めた修羅神についてはアルトアイゼン・リーゼやビルト・ビルガーを始めとした近接攻撃主体の機体が対処をしている。
そんな様子を見ながら、同様に接近してきていた猛牛型の修羅神、フラウスを五大剣で正面から唐竹割りにしたムラタのトリニティゲインがニーズヘッグの近くに来たところでシステムXNを起動する。
「システムXN、起動。転移座標固定。転移フィールド生成開始」
ソーディアンに突入した時とは違い、今度の転移フィールドはそれ程の範囲ではない。それ故にその生成も短時間で済み……
「済まない、俺もそっちに入れてくれ」
ヤルダバオトがそう言いながら転移フィールドの中へと突っ込んでくる。
通信モニタへと視線を向けると、テツヤが無言で頷いているのを確認する。
「分かった。転移先はエクスティムの斜め後ろになる予定だ。俺の合図ですぐに攻撃を開始するから準備だけはしておけよ」
「分かった」
フォルカが頷いたのを確認し……転移フィールドの生成が完了する。
「転移!」
その言葉と共に一瞬にして周囲の景色が移り変わる。そして目前には巨大なエクスティムの背中と、そこから生えている竜の羽の姿が。良し、転移成功だ。
「全機、攻撃開始!」
そう告げると同時に、俺もまた腹部から拡散ビーム砲を放ち、T-LINKシステムを通してヒュドラの前方2基からランツェ・カノーネを。それ以外のヒュドラは12門のビーム砲を発射する。
拡散ビーム砲が羽の皮膜を貫き、ランツェ・カノーネとヒュドラから放たれた幾筋ものビームがエクスティムの背中に次々と着弾する。
だが、次の瞬間にはまるで逆戻しのように羽の皮膜が回復しているのを見て思わず舌打ち。ここまで高い再生能力を持ってるとはな。
そんな中、他の機体からも次々に攻撃が放たれてエクスティムへと着弾していく。ヴァイスセイヴァーのO.O.ライフルが、ラピエサージュのO.O.ランチャーが、アシュセイヴァーのハルバート・ランチャーが、ヒュッケバインMK-V
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