ストライカーズ編!
私の子供たち
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い、ほぼ真っ白な状態。だから使いながら自分に使いやすいようにカスタマイズしていってね。どんな風にしたいか、言ってくれれば私たちも手伝うから」
「とりあえず起動してくれ。それでどうしたいかを決めてくれ」
美愛とオレが言うと、それぞれデバイスを手に持つ。
「・・・オーディン、起動」
「ヴェルザンディ、起きろ」
「テュール、セット」
「デリング、セットアップ」
それぞれ違う言葉を口にし、バリアジャケットを装着する。
冬弥は黒を基調としたロングコートとTシャツ、ズボン。所々に銀色の金具がついている。
夏希は赤茶色のフード付きのロングシャツに暗い色合いのズボン。待機状態だった鞘に真っ赤な日本刀が差し込まれていた。
秋良は薄いオレンジ色の上着に黄色いシャツ、黄土色のズボン。腰には黒とオレンジの装飾が施された二つの鞘にそれぞれサバイバルナイフが入っている。
春香は深い青色のワンピースと腰の部分に巻いてある血のような赤いリボン。そして髪の毛が空色のシュシュでサイドに纏めてあった。
そして各自、今までのようにスカリエッティにもらった能力の制御をするアイテムをつけている。
これが四人の選択したバリアジャケットらしい。
「で、バリアジャケットを装着したところで、六課に移動するぞ。たぶんフェイトがスカリエッティを連れて帰っているはずだ。そこで四人にはアイツを話をしてもらう。おそらく最後の会話だ。何を話すか、しっかりと決めておけ」
選択は終了した。
あとは定められたレールに従い、結末を待つのみ。
その先にある未来がどんなものなのかはわからない。
でも一つだけ思う。
きっと、その未来は・・・。
あれから数時間。
六課にはスカリエッティを捕まえたフェイト、ナンバーズの二番、クアットロを倒し、ヴィヴィオを助け出したなのは、ゆりかご内で危険になりながらも装置を破壊したヴィータといいトコ取りをしたはやてたちが戻っていた。
なのになぜスカリエッティにあっていないかというと、流石に「どうぞどうぞ」と合わせるはずのない上が表面上は審査をするかららしかった。
そして今になってようやくその審査とやらが終わり、牢に入れられたスカリエッティとの会話が許されたのだった。
「・・・やぁ、四人とも。怪我はしてないかい?」
手を後ろで固定されているスカリエッティが不気味に笑いかける。
「ああ。俺たちは大丈夫だ。・・・ドクター、聞きたいことがあって来た」
「なんだい?私に答えられることならば出来る限り答えよう」
そう言って良い大人を演じる。
冬弥はいたって真剣に尋ねる。
「俺たちの記憶は、残っているのか?」
その言葉に一瞬、驚いた顔をした。
本人の洗脳は完璧に近かったから、バレているとは思っていなかった
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