第十九話 授業参観ですかレヴィアタンですか
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「嫌ですぅぅぅぅぅ!僕に外の世界なんて無理なんだぁぁぁぁぁっ!怖い!お外怖い!どうせ、僕が出てっても迷惑をかけるだけだよぉぉぉぉぉっ!」
なんてマイナス思考。そのとき、一誠がギャスパーの腕を引っ張る。
「ほら、部長が外に出ろってーー」
「ヒィィィィ!」
その時、不思議な違和感がしたあと、ギャスパーは消えていた。今のが時間停止の感覚か。覚えた。
「おかしいです。何か今一瞬・・・」
「・・・何かされたのは確かだね」
アーシアとゼノヴィアが驚く。目に見えないもんな、時間停止は。俺も一回使ったけど。
「怒らないで!怒らないで!ぶたないでくださぁぁぁぁぁい!」
「大丈夫よ、何もしないから」
気休め程度にしかならんが、少しは効果があるだろう。感情の境界を操れば手っ取り早いが、そんな非人道的なことはしたくない。
「その子は興奮すると、視界に写した全ての物体の時間を一定の間停止することができる神器を持っているのです」
「・・・時間停止?マジで?」
「彼は神器の制御ができないため、大公及び魔王サーゼクス様の命でここに封じられていたのです」
「この子はギャスパー・ヴラディ。私の眷属『僧侶』。一応、駒王学園の一年生なの。ーーそして、転生前は人間と吸血鬼のハーフよ」
フランを思い出すZE。
「紫さん、あの女装、何点ですか?」
「75点ぐらいかしら?」
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