第十九話 授業参観ですかレヴィアタンですか
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籃、何作ってるのよ・・・
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どうも、起きたら目の前にピンク色の蝶がいた八雲紫です。生きた心地がしなかった。
今日は授業参観。まあ、正確には公開授業だ。親御さんだけでなく、中等部の学生も来るのである。
一応俺たちの学力はかなり高いから、間違えることはない。
教室について、席に座る。まあ、変に緊張する歳でもないんだけれど。主に精神の話だが。
「イッセーの所は両親来るのか?」
「ああ。て言うか、父さんも母さんもアーシアを観に来るんだと」
「あー、わかる。アーシアちゃんが娘だったら是が非でも観に来たくなるよな」
「私、こういうの初めてなので、すごく楽しみです」
一誠達は和気あいあいとお喋りしている。
「イッセー」
「なんだ、ゼノヴィア」
あ、アレを出す気か。流石に公衆の面前で出していいものではないので、ゼノヴィアのポケットにスキマを繋いで、アレを回収し、スキマの中で消し飛ばす。存在も残さん。勿論、誰にも気づかれん。
「先日は突然あんなことを言ってしまって申し訳なかった。私は君のことを考えずに突っ走り過ぎたようだね」
「ああ、本当にビックリしたよ」
「やはりいきなりそんなことは難しいと思う。だからこそーーあれっ?どこにいった?」
「ん?どうした、ゼノヴィア」
「いや、ポケットにいれておいたコン○ームがなくなっていてね」
『・・・・・・・・・・・・・』
クラスの音が消えた。クラス全員の視線がゼノヴィアに集まった。
「・・・・・・はっ!ば、バカかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああああっ!何を公衆の面前で言ってるんだよ!」
「私のいた世界では、コン○ームの使用に一悶着があったが、やはりつけた方が日本のお国柄的にも、お互いのためにも都合がいいと思う」
「何を言ってるのよ・・・」
あー。消したことが裏目に出たかねぇ。俺もゼノヴィアのこと言えねぇ。もう少し後先考えろって。
「あの、イッセーさん。コン○ームってなんですか?」
「アーシアァァァァ!?アーシアは知らなくていいんだよぉぉぉぉ!」
「アーシアちゃん、教えてあげよっか?」
「桐生も止めろぉぉぉぉ!」
「皆、純粋なアーシアちゃんを守るんだ!」
『応!』
「あっ!ちょっ!こら!なにするのよ!」
変態紳士がなんかやってる。
「ゼノヴィア!もう少し時と場所を考えろ!」
「?」
ゼノヴィアはイマイチわかっていない。
「ゼノヴィア、少し世間を学びなさい。
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