暁 〜小説投稿サイト〜
東方幽々曲
第5話 デジャブ

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オレと幽々子は晩飯を食べ終え、お茶を飲んでいる

幽々子「美味しかったぁ〜♪ 幾斗さんってお料理上手なんですねー」

「まぁ、独り暮らしだったし。飯くらいは元々作れてた」

幽々子「今度もあれみたいな(ハンバーグ)美味しいもの食べたいなぁ〜チラチラ」

「言われなくとも作ってやるって」

幽々子はしゃっ!!とガッツポーズをとり椅子から降りる
そのまま水道へ行き手を洗った。手を拭くとオレの目の前に立ちお辞儀をする

幽々子「ごちそうさまでした」

「お粗末さまでした」

とりあえずお風呂掃除しなければな

「お風呂洗ってくるよ」

オレがそういうと幽々子はコクンとうなずきテレビを見始めた


オレは風呂を洗いながらあることを考えていた

「また、今回も失敗するのかな」

また今回も失敗する、何が失敗するのか。それは幽々子に言った方がいいのか。今までに幽々子にそれを伝えたことは無かったからな

それとは何か?今までとはなんなのか?

だって、オレは何度も何度も幽々子に会っている。離れては会って、離れては会っての繰り返しだ。
オレはこの繰り返しを何年続けていたのだろうか。何年も続けていた、それはどういうことか?
オレの能力だ、昔に戻れるんだ
正しくは意識を前に飛ばす
そして、世界線を往き来する

行き過ぎたデジャブだ

だが、このことを幽々子に話すと未来が変わる。バタフライ現象ってやつだ

でも、結局幽々子は… 何でもない



一体オレはどうしたらいいんだ
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