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FAIRY TAIL 真魂の鼠
第二十五話 人魚の魂
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コ「今回の四つの奇妙な出来事のうち、三つの出来事は何者かの悪戯にすぎん。じゃが、このままではブルー・シェルフ様が危険じゃ。」

エ「危険?」

ウェ「どうして危険なんですか?」

ウェンディが問う。コバルトさんはしばらく黙っていたが、















コ「人魚の魂を手に入れると・・・『永遠の命』を手に入れる事が出来るのじゃ。」















シ「『永遠の命』?」

コ「その名のとおり、永遠に死なない、不老不死の命を手に入れる事が出来るんじゃ。」

コ以外「!!!??」

ハル「マ、マスター、それは本当なんですかぁっ!?」

イ「初めて聞きました。」

ハルトとイレーネも目を見開いている。

コ「人魚の魂を手に入れようとしている者は今も存在する。多くは闇ギルドの連中じゃ。もしかしたら、この騒動も人魚の魂を狙っている闇ギルドの仕業かもしれん。」

そこまで言うと、コバルトさんは俺達に頭を下げた。

コ「わしからもお願いじゃ。この騒動を、一刻も早く解決しておくれ・・・!」

すると、ナツが口角を上げてニヤッと笑い、右手に炎を纏い、広げた左手の平にバフッ!とぶつけた。

ナ「あぁ。やってやろうじゃねぇの。」

ハ「あいっ!」

ル「それが闇ギルドの奴等だったら尚更ねっ。」

グ「不老不死の体を手に入れてまで、悪い事をするつもりなのかよ。」

エ「もしそうならば、一刻も早く阻止せねばな。」

ウェ「何を遣らかすか、分かりませんしねっ!」

シャ「全く。どんだけバカな事やって過ごしてるのよ。」

シ「『命』ってのは神からの贈り物だ。いつか、その贈り物は返さねぇといけねぇ。不老不死になったら、いつまで経っても返せねぇ。『命』ってのは、死んだら最初に必ず無くなるもんだ。『命』がある時間を過ごすのが人生ってもんだろ。俺はそいつ等に、『命』っていうもんがどうゆうもんなのか、頭の中に叩き込んでやる。」

俺達最強チームの瞳は、すでに何かを決意したような熱い何かが見えていた。
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