第二十五話 人魚の魂
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もそれほど多くは知らないし、奇妙な出来事についても俺達最強チームはあまり知らない。この状況のまま奇妙な出来事を解明する事は難しすぎる。すると、
グ「なぁ、アザミの街にも魔道士ギルドはあるのか?」
エ「あぁ。正規ギルドが三つくらいあるはずだが・・・それがどうかしたか?」
奇妙な出来事と魔道士ギルドは何も関係ねぇけど・・・
グ「もしかしたら、アザミの街の正規ギルドに、俺の知り合いがいるかもしれねぇ。」
ル「えっ!?」
エ「本当かっ!?」
グ「あぁ。そいつに頼んで、アザミの街の事とか、その奇妙な出来事の起こる海について詳しく聞きだす事は出来るはずだ。」
ウェ「そういう事なら安心ですね。」
シャ「ていうか、それもっと早く言いなさいよ。」
とにかく、そのグレイの知り合いっていう奴に詳しい事を聞く事が出来る訳だ。
ハ「でも、おいらグレイにそんな知り合いがいるなんて知らなかったよ。」
グ「そいつに会えばお前等もすぐ思い出すはずだ。あ、でも、シンは会うのが初めてだな。」
シ「えっ?」
俺がグレイに「その知り合いの名前は?」と聞こうとした一足先に、
『えー、次はー、アザミー、アザミー。』
列車のスピーカーからアナウンスが聞こえた。
ル「ナツ、もうすぐで着くわよ。」
ナ「ぉ・・ぉぅ・・・」
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ナ「着いたぁーーーーーっ!」
ハ「あい!」
アザミの駅に着いた瞬間、誰よりも速く列車から飛び降りたナツは新鮮な空気を吸う。おーい、間違っても火竜の咆哮はするんじゃねぇぞ。奇妙な出来事を解明する前に、街が火の海になっちまうからな。
エ「ところでグレイ、その知り合いのいるギルドがどこにあるのか分かるのか?」
エルザが列車から大小さまざまのスーツケースを大量に積んだ荷車をゴロゴロと引きながらグレイに問う。エルザの10分の1くらいしかないショルダーバッグに詰め込んだ荷物を持ったグレイに問う。
グ「場所は分からねぇけど、街をぶらついてりゃあ分かるだろ。」
ル「そんな単純でいいの?てか服!」
グ「うぉあ!いつの間にぃっ!?」
さっきから脱いでたぞ。その時、
?「ん?もしかして、グレイか?」
?2「こんな所で何してるの?」
聞き慣れない声に振り返ると、黒髪に緑色の瞳、青と白のトレーナーにカーキ色のジーパン、黒いスニーカーブーツに胸に水色の巻き貝のペンダントを着けた男と、腰近くまである長い薄紫色の髪の毛を白い貝殻の付いたヘアゴムでサイドアップに束ね
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