暁 〜小説投稿サイト〜
Sword Art Online〜星崩しの剣士〜
02:勝って帰ろう
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「??????うおらぁっ!」

「せやぁっ!」

「いやぁっ!」

俺、アスナ、アステの順に、イルファングに攻撃を命中させる。
――決めてくれよ、キリト???!

「いけぇぇっ、キリトぉぉぉっ!!」

「うおぉぉぉぉっ!!!」

キリトの剣が光る。
V字斬りのようなソードスキル、《バーチカル・アーク》が、イルファングの腹から顔までを切り裂く。
イルファングは空中に跳ね上げられる。
しばらくイルファングの体が眩しく光る。
――そして、遂にイルファングはその体をポリゴンの欠片へと変えた。

* * *

暫しの時間、静寂が部屋を包む。

「や、やったーっ!!」

誰かがそう叫んだ瞬間、部屋の中が一気に騒がしくなる。
ある者は肩を組ながら喜びを分かち合い、ある者は地面に座り込み、ある者は戦利品を確認する。
そんな中、俺は相棒――キリトに駆け寄り、声をかける。

「おっす、キリト。お疲れさん」

「ああ、サンキュー??????」

キリトは、疲れきった顔をして膝をついている。
そこに、アスナとアステ、そしてエギルが歩いてき、声をかけてくる。

「お疲れ」

とアステ。

「お疲れ様」

とアスナ。

「見事な剣技だった。congartulation、この勝利はあんたの物だ」

と、見事な英語の発音のエギル。

「いや??????」

キリトは否定しようとする。
――その時だ。

「何でや!!」

悲痛な関西弁の叫びが、部屋に響き渡った。
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