スーパーロボット大戦OG外伝
0554話
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う呟いたのは誰だったか。とにかくオープンチャンネルに流れたその呟きに言葉を返したのはフォルカだった。
「あの機体は烈級、轟級、超級それら全てを超越した修羅神。歴代の修羅王ですら手に負えず、数百年以上もの間封印されてきた天級修羅神、エクスティムだ」
「天級」
「修羅神」
「エクスティム」
アラド、ラウル、コウタの3人がフォルカの言葉をそのまま繰り返す。
機体自体の大きさで言えば、エクスティムと同レベルのものは幾つもあるだろう。例えば、それこそコウタの機体でもあるGコンパチブルカイザーなんかは50mオーバーなのだから。だが、相手に与える迫力という意味ではさすがに修羅王の乗るべき修羅神と言うべき機体だった。
「うぬら、何故ここにいる」
周囲にいる修羅神たちへと声を掛けるアルカイド。
「もちろん俺達がここにいるのは修羅王様がここにいるからです」
「そうです! 俺達は修羅! 争覇の宴を生きる者! その居場所は修羅王アルカイド様の側だけです!」
修羅のその声に、他の修羅達もまた同感だとばかりに歓声を上げる。
さすがのカリスマと言うべきか。純粋に闘争を求める修羅にしてみれば、アルカイドはこの上ない王なのだろう。
「そうか。……ならば好きにしろ。この争覇の宴を存分に楽しむがよい!」
修羅神達へと声を掛け、やがてエクスティムは俺達へとその顔を向ける。
エクスティムとの間には100機以上の修羅神がいるというのに、その巨大な機体から感じられる迫力は些かも衰えるような気配は無い。
「地球人共よ。よくぞ我の前に現れた。我こそは修羅達の王にして覇道を征く者。修羅王アルカイド・ナアシュなり」
言い切ると同時に、エクスティムから感じられる迫力が一層強くなる。
「うぬらは我が覇道を阻む者。故に、我が業拳にてその生を刈り取らせて貰う。我が覇道の糧として逝くがよい」
「残念だが、そんなのはごめんだな。生憎と、俺にはまだ色々とやらないといけない事があるんだ。お前の覇道とやらに付き合う気は一切無い」
「……ほう。我が覇気の前で些かも萎縮せぬとはな。それに貴様本人からも莫大な力を感じる。……貴様、名は?」
「アクセル・アルマー。シャドウミラーを率いる者だ」
その言葉と共に、レモンのヴァイスセイヴァーが右側に。コーネリアのラピエサージュが左側に。ヒュッケバインMk-U、ヒュッケバインMK-V、アシュセイヴァー、エルアインス、トリニティゲインといった、シャドウミラーの幹部達が乗る機体が俺達を中心にして陣形を組む。その中には、量産型Wが操るエルアインスの姿もあった。そして背後にはシロガネが。
「なるほど。確かに言うだけの力はあるな。それにアクセル・アルマーか。うぬの名はアルティスから聞いている
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