スーパーロボット大戦OG外伝
0554話
[2/5]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
さらにフェルナンドに関しても、ミザルが動く前にきちんと確保してあり、敵として出て来る事は無いらしい。……敵が少なくなるのは大歓迎なんだが、そうなるとヤルダバオトの神化もなくなるような気がする。まぁ、神化が無いままでもかなり強い機体なのは事実だし、それを補う為に俺達シャドウミラーがいると考えれば致命的な要因ではないか。いや、むしろ原作に比べると敵の戦力は減って、こっちの戦力が増えているんだから有利になっているんだよな。
「……さて、話はそろそろ終わりだ。気合いをいれろよ。この戦いが終われば今回の修羅の乱もどうにか片付く。それに伴って新生シャドウミラーの活躍も一部は知れ渡るだろうしな」
シロガネを始めとして、ハガネ、ヒリュウ改にも俺の言葉が流れている筈だ。それを実感しながらニーズヘッグのT-LINKシステムへと念動力を流し込む。
「システムXN、起動。転移座標入力。転移フィールド生成開始」
ニーズヘッグを中心として光の繭のような物が生成され、同時にそれは急速に成長していく。さすがにオリジナルのシステムXNと言うべきか、転移フィールドの生成スピードはグロウセイヴァーで俺が使っていた量産型システムXNとは段違いだった。いや、ネギま世界で確認したよりも、さらにその速度は上な気がする。搭載している機体の影響か、あるいはT-LINKシステムの影響か。はたまた世界によって違うのか。
シロガネの格納庫にいる為に分からないが、この光の繭。すなわち転移フィールドは間違い無くシロガネの両隣にいるヒリュウ改やハガネをも覆っているだろう。
その感覚が正しかったのは、シロガネのブリッジから入って来たマリューの通信で証明される。
『アクセル、転移フィールドの生成を確認。3艦とも全てフィールドに包まれているわ』
よし、なら後は転移するだけだ。
「……転移、開始!」
その言葉と共にT-LINKシステムが俺の意思を反映し、そのままアギュイエウスの扉が起動して周囲を眩く照らす。そしてシステムXNが発動した次の瞬間には転移が完了しており、シロガネ含む3艦はソーディアン内部への転移を完了していた。
『各機、出撃を!』
マリューの命令がオープンチャンネルで響き、一番槍は渡さないとばかりにムラタのトリニティゲインが出撃していくのを、そして負けてたまるかとばかりにイザークのヒュッケバインMK-Vが出撃していくのを見ながら、ニーズヘッグもまたカタパルトデッキで射出される。同時に、ヒリュウ改やハガネにも同様の命令がされたのだろう。次から次へと撃ち出されるように機体が出撃してくるのがシロガネから流されている映像で確認出来ていた。
そして……
「っ!? ちぃっ!」
モニタに映し出された映像を目にした瞬間、咄嗟にニーズヘッ
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ