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IS【インフィニット・ストラトス】《運命が変わった日》
【第306話】
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っ!? ……なら後でご奉仕喫茶に行くかな。 むふふ♪」
そんな声をあげるたっくん――てかシャルを狙うって言ってたのってマジなのか?
……正直、それはそれで面白くないと思ってしまう……。
「……まあ何にしてもさ、俺と信二は一旦別行動とるよ」
「……んじゃ、成樹はどうする?」
「僕はせっかくだからヒルトと共に見て回ろうかな……。 ……一人だと、多分女の子達に囲まれそうだしね」
信二の問いに、辺りを見渡す成樹。
既に女の子同士が声をかけなさいよって言い合うのが聞こえてきた。
「……何で成樹ばっかりモテるんだよ」
「俺だってモテたい! モテたいんだよぉー!!」
二人してそんな魂の叫びをあげる姿を見ると、当分彼女は出来ないなと思ってしまう。
……根は悪くないんだが、何処か残念なんだよな……。
「まあそれはそれとして。 ……一般開放されてるIS関連の施設以外には入るなよ? 入れば拘束されて査問にかけられるからな……マジで」
「……肝に命じます」
「さ、流石に監視つきは嫌なんで……。 女の子の監視つきなら良いんだけど……」
そんな気楽に言うが、残念ながら監視は男という罠。
「んじゃ、俺と成樹。 たっくんと信二で別れて行動だな」
「そうだね。 ……僕はヒルトに着いていくよ。 色々気になるしね」
そう笑顔で応える成樹に、周りの女子からは黄色い歓声が――。
「じゃあ地図もあるし、一旦ここで別行動――後で一組に行くからな?」
「んで、シャルロットさんにご奉仕してもらって……。 ……こほん。 んじゃ、また後でー」
二人はそう言うと、脱兎の如くIS学園に向かっていった。
「……ははっ、相変わらずだな……」
「そうだね。 ……じゃあヒルト、行こうか」
そう言うと、俺と成樹は互いに並んで歩き始めた――。
――IS学園一階――
学園内に入ると、相変わらず女子が行き交う姿が見える。
「ねぇねぇ。 あの人かっこよくない?」
「うんうんっ。 ……でも、何で有坂くんと一緒なんだろう?」
「……まさか、有坂くんの友達かなぁ……?」
「そ、そうだとしたら迂闊だったわ……。 あ、有坂くんにあんなイケメンの友達が居るなんて……」
――等という声が耳に届く。
まあ何だかんだで成樹は目立つからな……線は細いし、顔は整ってるし、女装させたら女の子にしか見えないし、させなくても男からナンパされたという逸話もあるし。
「……何だか居心地悪いね。 ……僕の店も基本女の子ばかりだけど、このIS学園へ来ると居心地の悪さがよくわかる
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