第十八話 停止教室のヴァンパイア
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なんでか一誠が残念そうにこっち見るんだよね。もしかして塗りたかったの?俺が嫌だ。
そんな一誠に悪魔の誘惑(誤字にあらず)が舞い込む。リアスが一誠をオイル塗りに誘った。一気に生気が戻ってるよ。確かにこの場の肉体的男子は一人しかいないけど。
一誠は大興奮でリアスにオイルを塗る。普通背中だけでええやろ。なんで前まで頼むねん。一誠気合いで鼻血我慢してる。ティッシュいるんじゃね?
因みに、一誠がヘタレで鈍感なのはレイナーレのことがトラウマになったかららしい。
あ、朱乃が一誠に抱きついた。上の水着を脱いで。だからお前らもーちょい羞恥心をもて!
とりあえず、アーシア寝てるんだから静かにしろや。
官能的な言葉で言い合いをする朱乃。ああ、一誠の鼻から血が出てるよ。
ヒュッ! ボンッ!
ああ、プールの飛び込み台が一つ消し飛んだ。次使う人のことを考えなさい。
「言い争いをするのはいいけれど、学校の備品を壊さないで」
一応注意しておいて、俺は種族を妖怪にして基本能力を底上げして、壊れた、というより消し飛んだ飛び込み台を修復する。ふと、隣を見たら、全身を黄金のオーラで包んだ朱乃と、紅いオーラで包んだリアスがいた。
「イッセーはあげないわ。ーー卑しい雷の巫女さん」
「可愛がるくらいいいじゃないのーー紅髪の処女姫さま」
「あなただって処女じゃないの!」
「あら、そんなこと言うなら今すぐイッセー君に処女をもらってもらうわ」
「ダメよ!イッセーは私の処女がいいって言ったの!」
「その前に二人とも慎みを持ちなさい」
一誠が持たないな。色々な意味で。
「大体朱乃は男が嫌いだったはずでしょう!どうしてよりによってイッセーにだけ興味を注ぐのよ!」
「そういうリアスも男に興味ない、全部一緒に見えるなんていってたわ!」
「イッセーは特別なの!かわいいの!」
「私だってイッセー君はかわいいわよ!やっとそう思える男の子に出会えたのだから、ちょっとぐらいイッセー君を通じて男を知ってもいいじゃないの!」
俺の言葉も聞かずに、魔力の塊を放つお姉さまがた二人。キレてもいいよね?
「二人とも、学校の備品を壊すのはやめなさい!」
俺は結界で二人を隔離した。
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さて、今ごろ一誠はゼノヴィアにアレの申し込みをされているだろう。そんな中、俺は、全員がいなくなったプールに幽々子と籃を呼んで泳いでいた。いやあ、折角だから二人も呼ぼうと思っただけさ。
ちょっと家を見たら、二人とものびかけてたのが一番の
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