第十八話 停止教室のヴァンパイア
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前のところなんで平仮名なのさ!
「あ、紫さブフッ」
俺の名前を言い切る前に鼻血に溺れる一誠。・・・・・・輸血パックいるんじゃね?しかも俺の水着姿みて鼻血出すなよ。少なくともあの二人よか地味やと思うんやけど。
「・・・・・・巨乳は敵です」
「子猫、なんで私だけに言うのかしら?」
なんで俺だけに言うのさ。あの二人より一応サイズはしたなんだが。それでも90あるけど。本当、無駄に育った。因みに、我が家の胸のヒエラルキーは
幽々子>紫>籃
である。栄養が胸にいくは伊達じゃねえ。サイズは秘密。
「一誠、大丈夫かしら?」
「大丈夫です。ありがとうございます!」
何が言いたいんだよ・・・。
「イッセー、悪いのだけれど、子猫に泳ぎを教えてくれないかしら」
「あ、はい。わかりました」
「その前に血を洗い流して来なさい」
血のプールができるじゃないか。
少年洗い中・・・・・・
一誠が血を洗い流して子猫とアーシアに泳ぎを教えてもらっている。
いや、だってさ。子猫が教えてもらっている間私が教えようか?っていったら一誠がいいとさ。恋する乙女は一直線だねぇ。てなわけで、
「紫、ちょっと競泳に付き合いなさい」
とまあリアスと泳いでいる。それでもかれこれこれで5往復ほどほどしたぞ?元気あるなあ。
「さあ!次いくわよ!」
「私は少し休みたいのだけれど・・・」
とか言いつつも付き合う俺ってなんなんだろう。俺は再び水の中に飛び込む。
しかしそのタイミングで、こんな音が聞こえた。
『Transfer!!』
一誠ですね。わかります。俺はスキマを使って一誠を引き上げる。一誠ぐらいなら片手で持ち上げれるよ。
「何するんですか!紫さん!」
「私から言うことはないわ。代わりに子猫、いってあげなさい」
「子猫ちゃん?」
「・・・次はアーシア先輩の泳ぎを見るんじゃないんですか?」
「うぅ、私だって私だって・・・」
アーシア涙目。ほら、涙を拭きなさい。
「う、ご、ごほん!よし、次はアーシアだ。準備はOKか?」
「・・・はい、宜しくお願いします」
とりあえず、俺は休む。結構連続で泳ぐときついんだよ。
時間経過・・・・・・
今は全員が一休みをしている。久し振りに泳いだ。子供の頃以来だな。
アーシアはプールサイドに敷かれたビニールシートでバタンキュー。
子猫は日陰で読書。
あれから20往復はした。距離にして1kmぐらいかな。連続で泳いだよ。種族が人間だから、かなりきついんだよ。
人間だから、俺は日焼け止めを塗っておく。背中はスキマで塗れるからな。ははは、便利便利。
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