第三十五話
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こまで戻ることはないはずだぜ?」
「ああ、それか。アテに頼んだんだよ。ほら、アイツは蛇の属性も持ってるから鋼を鍛える側だし」
「ああ、なるほど。それでしたら納得でございます」
そうじゃなければ、完全に戻ることはなかったんだな。
だとしたら、アテがいてくれて本当に良かったな・・・いなかったら何回死んでたんだろう・・・
「さて・・・そういうわけだから、この際だし、正式に神代武双が持ち主になるか?」
「ん?いいのか?てっきり、返せ、って言いに呼んだんだと思ったが」
「別に構いませんよ。これも、使われるほうが嬉しいでしょうし」
ふむ・・・そういうことなら、ありがたく受け取っておくか。
「ま、そうすればコイツらも全力を出せるようになるさ。コイツらには、持ち主以外には使いこなせない、って属性があるからな」
「それゆえ、これまでも中途半端であったのでございます。ですが、正式にあなたが所有者となれば、」
「それもどうにかなる、ってことか」
まあ、今はかなり助かる。
攻撃系の権能が、もう一個しか残ってないし・・・発動条件も、まだ一個残ってるし・・・
「ま、そう言うわけだ。ほれ、これからもコイツのことはよろしくな」
「こちらのことも、存分に使ってやってください」
「軽!?」
実にあっさりとした、受け渡しだった。
「まあ、こいつらもオマエのことを認めてるからな」
「そう言うわけでございますので、どうかよろしくお願いします」
「はぁ・・・分かった。ありがたく、受け取らせてもらう」
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