君の言葉こそ
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いのよ」
2人の行動を見たルーシィが御尤もにツッコむが、それがナツとルーに通用するはずもなく。
「私は7人目の六魔将軍。貴様等を片付ける為眠りから覚め・・・・」
「「と〜め〜ろォ〜よ〜!」」
「ぐぽぽぽぽ!」
クロドアが名乗っている最中にも拘らず、ナツとルーは偶然かわざとか再度攻撃を仕掛けていく。
そしてそれを見ているルーシィ、グレイ、ハッピーにも疑問が。
「六魔将軍なのに7人目?」
「てか・・・杖が喋ってる事は、もう置いといていいのか?」
「ツッコむポイントが難しいね」
「六魔」と書くのに「7人目」が存在する事、杖が喋る事などなどツッコみどころが多すぎてどこからツッコんでいいか解らない。
「ぬぇいっ!」
「!」
「あ」
クロドアは何とかナツとルーの地味でありながら確実にダメージを与える連続攻撃から逃れる。
「凶暴な小僧共め・・・」
やはり痛かったのか、軽く目を細めるクロドア。
そして、爆発で開いた穴から外を見つめる。
「そろそろ奴等のギルドが見えてくる。早めにゴミを始末しとかんとな」
「それって、化猫の宿!?」
「その通り、まずはそこを潰さん事には始まらん」
クロドアの口角が、不気味に上がった・・・気がした。
そもそも杖に「口角」が存在するのかさえ解らないが。
「舞え!剣達よ!」
1度に多くの武器を操れる天輪の鎧に換装したエルザは、ミッドナイトに手を向ける。
すると、背後から無数の剣がミッドナイトへと襲い掛かった。
「数打てば当たると思った?」
その剣全てはミッドナイトの屈折を前にはね返される。
軌道が曲がった剣は全て、エルザへと向かっていった。
「!」
「言ったろ?はね返す事も出来るって」
「エルザ!」
こちらへと向かってきた剣に一瞬エルザは目を見開くが、すぐに冷静さを取り戻す。
そして持っていた剣2本を使い、向かってくる剣全てを叩き落とした。
「フフ」
「くっ!」
隙をついたミッドナイトがエルザに手を翳す。
すると、先ほどと同じように天輪の鎧が歪み、エルザを締め付ける。
バキバキと音を立て、天輪の鎧の翼が砕けた。
「ぐはっ!」
「もっと・・・もっと苦しそうな顔をしてくれよ」
「あぁあああ!」
「その顔が最高なんだ」
全身を襲う痛みに苦しみの声を上げ表情を歪めるエルザ。
そんな彼女の表情を見て、ミッドナイトは嬉しそうに舌なめずりをする。
「つあっ!」
痛みの中、何とか動かせる左腕に握った剣をミッドナイトに向かって投げつける。
「さすがだね」
ビ
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