第十二章
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」
こうは仰っていてもやはりその御顔は穏やかに笑っておられた。
「そこまではね。流石に贅沢な話でね」
「そうですか」
「さっきも話したけれど内臓はもうかなりないよ」
このことをまた僕に話してくれた。
「それでもね。生きることはできた」
「生きることはですか」
「そう。そしてこうして今も誰かの為に動くことができる」
目の微笑みはこれまで以上に温かいものになられていた。
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