悪魔
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ウェ「んんっ…あれ? ここはどこ?」
しばらくして、ウェンディが目を覚ます。
ウェ「あううっ…誰かいませんか…」
ウェンディは、不安気な様子で周囲を見回している。
そして、自分の首に付いた赤い首輪に気がついた。
「やだっ…何これっ!」
ウェンディは必死で首輪を外そうと、指を首にかける。
だが一見すると皮で作られているように見えるその首輪は、どうしても外すことが出来なかった。
ウェ「だったら魔法で……えっ!魔法が使えない…何でっ!?」
その時になって、ようやく魔法が使えないことに気がついたウェンディは驚いている。
するとその声に気がついたのか、地下室の扉を開けてドランバルトが部屋に入ってきた。
ドラ「お目覚めかい…ウェンディ……」
「……!メ、メス…ドランバルトさん!?」
ドランバルトの姿にきがついたウェンディは慌てて立ち上がると、思わず距離を置くように2、3歩後ずさった。
ウェ「ド、ドランバルトさんは、どうしてここにいるんですか?」
ドラ「何故って、僕がウェンディのご主人様だからさ…」
ゆっくりと近づいてくるドランバルトに恐怖を感じたウェンディは、さらに後ずさる。
だが足がもつれたのか、彼女はそのまましりもちをついて倒れてしまう。
ウェ「きゃうっ!」
彼女がころんだ拍子に、スカートの中から白い下着がチラリと見える。
黙ってその様子を見ていたドランバルトは、ニヤリと口許を緩め、微かに震えながら、こちらを見上げるしか出来ない少女に覆いかぶさった。
ウェ「いやっ…ドランバルトさんっ!止めてくださいっ!」
ウェンディは必死になって手足をばたつかせている。
その手が、ドランバルトの顔面に当たる。
ドラ「ぐっ…」
ドランバルトは顔を抑えて、その場にかがみ込む。
その間にウェンディは地下室の扉の方へ走ると、ドア開けて外へ逃げようとする。
ウェ「誰か…誰か助けて!」
だがドアには既に鍵がかけられており、ガタガタと虚しく扉の揺する音が響くだけであった。
顔を抑えてかがみ込んでいた、ドランバルトがゆっくりと顔を上げる。
その目は、恐ろしい光に満ちていた。
ドラ「主人にむかってその態度はなんだ!」
そしてドランバルトが激怒すると、ウェンディの方へ向かってくる。
ウェンディは必死で、ドランバルトから逃げようとするが、何故だか身体がいう事を聞かない。
それはウェンディの首にはめられた、赤い首輪のせいであった。
ドランバルトは、ウェンディの髪の毛を掴むと床へ引き倒す。
ウェ「痛いっ…やめてくださいっ!」
だが、そのウェンディの言葉は、怒り狂ったドランバルトには届かない。
ドランバルトは彼女のスカートの中に手を入れると。
純白の下着を太腿の辺りまで、力任せに引きずり下ろした。
ウェ「きゃあああっ!」
ドラン
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