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こんな私(俺)の物語
閑話 双紫異変U
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「そうですか。ありがとうございます。ところで、おかわりはいただけますか?」

「急に図々しくなった!?そして三杯目を作っている自分が憎い!」

クソッ。なんでこんなことだけ予測できてるんだよ!

「ありがとうございます!ああ、米が美味しい」

うまそうに食うやつだ。

「ご馳走さまでした」

「食べきるのが速い!?」

「ありがとうございました。何かお礼をします」

マジで!じゃあ、

「気の扱い方を教えてください!」

俺は今生初の講師を得た!


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「そういえば、名前を聞いてなかったな」

「ああ、そうでしたね。私の名前は(ホン)美鈴(メイリン)と言います」

「じゃあ中国で」

「名前で呼んでください!」

ああ、やっぱり美鈴はいじられキャラだよ。

「あなたの名前は?」

「ああ、幽璃っていーー」

「偽名ですね」

一瞬でバレた!?

「なんで偽名ってわかったんですか?」

「勘です」

バカな!霊夢並の勘をもつ人物がいるだと!?
うーん。じゃあどんな偽名にしよう。よし!またもや安直だが、これでいいや!

「エン。これで勘弁してくれ」

「エンさんですね。わかりました。じゃあ、教える間の食は保証してくださいね?」

「偽名の代償!?」

因みに、名前の由来は

(ゆかり)(ゆかり)(えん)→エン

単純な連想ゲームさ。

「まずは、自然の中にある気を感じることから始めましょう」

それは結構簡単にできる。緋想の剣を使うようになってから、気質がわかるようになった。それのお陰で気を感じることは案外できる。

「ああ、できました」

「そうですか。では、次は自然の気と同化してください」

いきなりハードルが上がった。

「あの、まずは気の操作とかしないんですか?」

「え?気の操作は霊力とかと同じ感覚でできますよ?教えるのは、自分以外の気を感じることです。さあ!」

えええええ!?すっ飛んだ人ですなぁ!

とまあ、基礎なのか応用なのかわからん修行は続いた。


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それは突然やって来た。

「あなた、何故ここにいるのですか?」

十六夜咲夜さん。

「あ、咲夜さん。少し恩があったので返してたんです」

「恩?
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