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こんな私(俺)の物語
閑話 双紫異変U
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イフ・・・」

どんな夢をみてるんだよ!しかも立ちながら!ナイフ突き刺しながら!しかもナイフはMH風!?

「この門番、大丈夫かなぁ?」

心配です。さて、敷地に入っていると何を言われるかわかったもんじゃない。
門番眺めるのはこの程度にしておいて、俺は紅魔館からちょっと遠いところにいる弱小妖を相手に、自分を鍛えることにした。

『イイニオイ』
ギョロギョロギョロギョロギョロギョロギョロギョロ

「多いわボケェ!」

右から来る妖を雪器で切り払い、前から来るカマキリのような妖の鎌を結界ではじき、左手にもった伴器で喉笛を掻き切る。上から迫ってくる鳥のような妖を緋想の剣を投げつけることによって撃ち落とす。そして、後ろから大型の熊のような妖をスペルで迎え撃つ。

『断命剣「冥想斬(めいそうざん)」』

縦一直線に斬られ消え去る妖。こんなものか。俺は紅魔館の近くにきて、結界を張り、眠ることにした。まあ、帰れれば万々歳だ。


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肌寒さを感じて、俺は起きる。周りを確認すると、紅い煉瓦の壁が見えた。

「マジかよ。まだ幻想郷なのかよ」

どうすれば帰れるんだよ・・・・・・途方にくれてしまう。

グゥゥ〜。

・・・・・・腹減ったな。そういえば、昨日から何も食べていない。集中しすぎたな。さて、俺はスキマから飯ごうとその他食材を取り出して親子丼を作る。その時、あいつはやって来た。

ダダダダダダ・・・

えっと〜。何かすごい勢いでこっちに来る門番が見えるんですが・・・・・・。

「ご飯のにおい!」

残念美人!?

「ご飯ー!」

「ああああ俺の朝食ぅぅぅ!!」

きれいさっぱり食べられた。なんてこったい。

「俺の・・・朝食・・・まあ、二杯目があるんだけど」

日頃の癖で2つ作っていた。幽々子にかっぱらわれるんだよな。勿論、余ったときは全部食べる。

「ふうー。二日ぶりのご飯です」

えぇ!二日ぶり!?

「最近パンばっかりで・・・」

「食ってんのかい!」

「ん?あなたは誰ですか?」

「あんたが食った親子丼を作った人だよ!」

「ああ、そうでしたか。ご馳走さまです。美味しかったです」

「あ、どうも。じゃなくて!」

なんなんだよこの美鈴(めいりん)

「あ、あれ?このご飯はあなたが作った・・・・・・。ごめんなさい!」

「は?」

「においに釣られて・・・ごめんなさい」

ああ、状況把握ができてなかったのね。

「まあ、いいですよ」

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