スーパーロボット大戦OG外伝
0552話
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「アルフィミィ、急にいなくなったと思ったら、こんな所で何をしているんだ」
「そうよ、全く。迷子になっちゃったんじゃないかってお姉さん心配しちゃったわよ」
暢気な会話をしつつも、アルトアイゼン・リーゼのリボルビング・バンカーがイェッツトクノッヘンの顔面を貫通し、同時にライン・ヴァイスリッターの3連ビームキャノンがイェッツトグリードの蔦を消滅させる。
「あら? あらあら? キョウスケにエクセレンですの?」
そう言いつつも、ペルゼイン・リヒカイトの持つ刀はイェッツトレジセイアが伸ばしてきている大量の触手を斬り裂いていく。
「全く、アクセルから話は聞いていたが、本当に1人で追っていたとはな。お前ももう俺達の仲間なんだ。少しは頼れ」
「ごめんなさい、お父さん、お母さん、ですの」
「ちょっと、誰がお母さんよ! 全く、こんな若い私にお母さんだなんて。失礼しちゃうわ」
「ふぅ。お前達もふざけてないで、戦闘に集中しろ」
呆れたように呟くキョウスケだったが、そこに襲い掛かって行くのは大量のイェッツト共だ。骨に植物の2種類しかいないが、その代わりなのか数は多かった。
「アルフィミィが危険だと知った途端飛び出した割には暢気な台詞だな」
そんな3機へと襲い掛かろうとしていたイェッツトレジセイアの触手を、前方のヒュドラに内蔵されているランツェ・カノーネを使い消滅させていく。
そしてその隙を突くかのように、五大剣を右手に。シシオウブレードを左手に構えたトリニティゲインが突っ込み、特機特有の膂力を発揮して触手を纏めて根本から切断する。
「ムラタ、下がれ!」
その言葉と同時に放たれたのは、イザークが乗るヒュッケバインMK-Vのグラビトン・ライフル。再生しつつあった触手を、その腕諸共に圧縮された重力波砲が貫通していく。
「へぇ、ヒュッケバインMK-V程の高性能機を随分と使いこなすとは、腕に関しては一級品だな。ブースト・ナックル!」
感心した声と共に放たれたブースト・ナックルが骨で構成されているイェッツトクノッヘンをその場で砕く。
「アクセルさん! 私もフォローを!」
フィオナのエクサランス・エターナルがその声と共に2つのコネクターから放たれた時流エネルギーが、イェッツトクノッヘンとイェッツトグリードを纏めて消滅させていく。
「ふふんっ、どうですか? レモンさん。ミズホとラージが作ってくれたエターナルフレームの力は」
「確かにその機体の性能は高いし、ミズホの才能はさすがと言うべきね。けど……」
その言葉と共に、O.O.ランチャーから放たれた実弾が、時流エネルギーの掃射を免れたイェッツト達を貫通していく。
「機体の性能に頼ってばかりじゃ、まだまだ私には及ばないわよ?」
「
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