SAO編
第一章 冒険者生活
4.違和感の正体
[13/13]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
だけ私と目が合った次の瞬間、弾かれたようにキリュウさんは敵の方に向き直り、槍を盾にするように体の前に掲げました。
そして――――
「え……」
勢いよく《何か》が槍に当たり、バキバキと軋む音がしたかと思うと、槍の真ん中が砕け散り――真っ二つに、折れてしまいました。
――キリュウさんの、武器が……壊れ、た?
武器の無い状態。周りにはまだ数十匹のモンスター。そこから待っているのは、確実な……《死》。
「……だ、め」
槍が壊れた瞬間、私の中の《何か》も弾け飛びました。
「だめェ――――ッ!!」
私は正に形振り構わず、キリュウさんに向けて攻撃モーションを取っているモンスターに飛び掛りました。
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ