暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは〜過去を捨て今を生きる者〜
ストライカーズ編!
母さんだから
[2/6]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
け母さんの言葉にぐさりと来た。
規格外は今に始まったことじゃないって、それは息子に言う言葉なのか?

『陽龍だから許されることよ』

母さんまで地の文を読み始めている件について。
結論。
母さんだから。
納得。

「ピクリとも動かないけど大丈夫。心配ない」
『むしろ心配しかないわ・・・。しっかりボイルとシャマルちゃんに連絡して容態をみてもらってから、あらためて連絡して頂戴』

そう言ってモニターから母さんの顔が消える。
ちなみに母さんがボイルさんのことを呼び捨てなのには理由があって、所謂近所のうるさいお爺さんらしい。
はっきり言って理由になってないと思う。
そしてシャマルをちゃんずけで呼んでいるけど、実はシグナムもちゃんずけ。
ザフィーラはオオカミくん。
多分母さん、ザフィーラ=だれ?
オオカミくん=はやてのとこの番犬だと思う。
とりあえずボイルさんとシャマルへの連絡は後回しでいっか。

「で、二人はどうしたんだ?」
「寝ているおにぃの顔に落書きしようかと思って」
「出て行け」

美愛が片手に油性マジック持って笑っているが、オレは笑えない。
油性マジックはやめてくれ。

「じゃあ水性?」
「なぜ持ってるし」

もう片方の手に水性持って笑う美愛。
流石に苦笑いもできなくなるオレ。

「ちなみに本当は仕事やり終わって暇になったから見舞いに来たってだけな」
「二人が仕事を真面目にした・・・だと?」

マジで驚いた。
どうせサボったんだろとか心底思ってたのに。

「ところで陽龍、はやてとかフェイトに連絡したのか?」

選択肢になのはとアリシアが入っていない件。
仮にも親友だろうが、とか思ったけどしっかり考えた結果だと思うから口には出さない。

「さっき起きたばっかなのにどうやって連絡しろと」

二人が入ってくる数分前に起きたんだしな。
でも二人に連絡するって選択肢はなかったな。

「ヤミ、やっぱもういっかいモニターだして」

オレが言うとまた目の前に連絡用のモニターが現れる。
あー、はやてとフェイトのどっちにかければいいんだろう。
とりあえず隊長ってことではやてだな。

「はやて?オレ、オレオレ」
『オレオレ詐欺は慎吾くんをどーぞ・・・って、ええ!?陽龍くん!?』

ノリツッコミなのか判断に困る。

「とりあえず起きたから報告しただけ。そゆことでヨロー」

それだけ言ってオレは連絡強制終了☆
ふぅ、いい仕事をした。

「ヤミ、次はフェイト」
<デバイス使いが荒いです、ヒリュー>

なんだかんだ言いながらもやってくれる。
オレの周りにはツンデレが多いようだ。

「フェイト?オレ、オレオレ」
『え、あ、あの、どちら様ですかっ
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ