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魔法少女リリカルなのはA's The Awakening
第二十五話
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も簡単ではあるが仕事を割り振った。
「ユーノは今すぐ本局に行って、無限書庫で連中について調べてくれるように一族へ連絡を頼む」
「わかった。転送ポートの準備をお願い」
「もちろん、今開けてもらっているところだ」
すると、リンディの端末に緊急連絡が入った。
「はい、こちらアースラ艦長のハラオウン……そう、わかったわ」
「艦長、何かあったんですか?」
「ええ。嬉しいニュースとよくわからないニュースがね」
「よくわからない?」
「ええ。そっちは後でわかるから置いといて……」
すると、部屋の中に来客を告げるベルが鳴った。すぐにリンディが応対し、ロックを解除する。
「みんな、心配かけてすいませんでした」
そこに現れたのは、目が覚めていなかったはずのはやてだった。エイミィに車椅子を押してもらっての入室である。ヴィータが真っ先に飛びついていく。
「はやてぇぇぇぇぇぇぇ!」
「おーおーよしよし……」
一同が苦笑するが、咎めようがないのも事実だった。一同はこの光景に安堵の雰囲気を出す。そんな中クロノがリンディに問う。
「ところで艦長、先ほどのもう一つの報告とは?」
「ええ……どうぞ」
「失礼するよ」
そして入ってきたのは、本局の生きる伝説とまで呼ばれた壮年の男性であるグレアムだった。
「どうやら、みんな揃っているようだね……お待たせして申し訳ない」
「いえ、わざわざ御足労いただぎありがとうございます」
リンディが頭を下げるが、グレアムは気にするなと告げる。
「そんなことより、扉の外にいる方々も入れてあげてはいかがですか?何やらこの中の誰かに用があるようですし」
「そうだな……もう、話はすんだのかね?」
「ええ。具体的な方針はあらかた定まりました」
「そうか。クロノ、腹はくくったかね?」
「え?」
「ま、せいぜい楽しみなさいな」
「何を!?」
クロノが叫ぶが、気にもとめずにリンディが端末を操作し、開かれたドアから入ってきたのは、双子と思われるほどそっくりな二人の女性だった。そして部屋の中で誰かを見つけたその瞬間……ショートカットの方は、弾けた。
「クロスケぇぇぇぇぇえええええええええっ!」
「ちょ、おま、待っぎゃぁぁぁぁぁああああああああっ!?」
クロノの絶叫が響く。彼女が彼に飛びついたからだろう。これには海鳴組、いろんな意味で驚きで開いた口がふさがらない。そしてそのまま撫で回されたりあちこち触られたりしている。
「今……どうやったんや……ドアが開いてから一秒と経っとらんで……?」
「瞬動か何かかしら……」
「すごい……」
「クロノ君……」
そんな彼らとは対照的に、ただ呆れるだけのアースラスタッフとグレアム。声を出せ
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