第五章
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って言ってもらいました」
「それって最高の褒め言葉なんじゃないですか?」
「ですよねえ」
威張りもせずにのろけるだけであった。
「おかげで嬉しくて嬉しくて。これから頑張って彼女を幸せにします」
この言葉が放送されると皆そのことを祝福した。悪く言う者は誰もいなかった。ネットにおいても誰もが純粋に祝福の言葉を述べた。やはりこれも彼の人徳だった。
「不細工なんだけれどな」
「最近顔よくなってきてない?」
「そうそう」
その顔のことも話される。
「っていうか顔に幸福があるんだよね」
「見ているだけで幸せになれるっていうかね」
皆彼の顔のよさについて話す。
「いい生き方してるっていうかそういう人の顔?」
「生き方が顔に出てるのかな」
「そうじゃないの?やっぱり」
「本当にいい人だから」
そのことが伝わってきたのである。
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