第八章
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戦後我が国の左翼勢力は一貫して北朝鮮と太いパイプを持っていました、北朝鮮への帰還事業もこの人達が中心に行われていました。この帰国事業で北朝鮮に入った人がどうなったのかは噂で聞きますが悲惨の極みだったとのことです。
そして韓国について独裁政権だの軍事政権だの言ってとかく批判してきました。その中には流言飛語の類もかなりありました、世界という雑誌でのT・K生なる一応自分がそうだったと名乗り出た人物がいた当時から何者なのかと一部で疑惑の目を向けられていた人物が韓国から送っていたという通信にしてもそうです。
このことは韓国が民主化、つまりソウルオリンピック前後の頃まで続いていました。オリンピックと共に韓国のことが日本にダイレクトに伝わる様になってきてから韓国のことで流言飛語は言えなくなったのです。
それと共に北朝鮮の実態もわかってきました、どうやら昭和四十年代から北朝鮮の工作員が日本海側で拉致をしているという噂はあった様です。とある特撮番組で刀を持った吊り目の凶悪な宇宙人が善良で弱々しい宇宙人を拉致している話がありましたがこれは実は北朝鮮の拉致のことではないかとです、僕は思っていますし他の人からも言われた記憶があります。
それだけ北朝鮮については以前より実はとんでもない国だったのではないかと言われてきました、ただその声は保守勢力にだけ限られ左翼勢力、別の呼び方では革新勢力は一切黙殺してきました。これは知識人や出版社だけでなく政治家でもです。中にはよりによって拉致の実行犯に資金を提供していた元首相が二人います。
拉致だけではなく北朝鮮の言語を絶する弾圧にテロ行為もこの頃に明らかになってきて多くの日本人が北朝鮮は実は地上の楽園なぞではなく強制収容所国家であるとわかってきました、こうなってはこれまで北朝鮮を賛美してきた左翼勢力には都合が悪くなります。自分達の主張の過ちが指摘されるからです。しかもこの時に彼等にとってさらに都合の悪いことに共産圏が崩壊しソ連も崩壊しました、彼等のご本尊がなくなったのです。
左翼勢力の退潮は決定的になりました、共産主義がどういったものでありその欠点がはっきりとわかったからです。しかし彼等にしてもこのまま衰退するつもりはありませんでした。
それで彼等は経済や将来を語るのではなく過去を語り市民運動に活動や主張の拠点を移すことになったと言われています、そこで韓国に接近したのではないでしょうか。
日韓関係は元々日韓併合にはじまる歴史的な因果関係がありました、そこにこうした慰安婦の様な問題が起これば確実に悪化します、実際に日韓関係の悪化にこの問題はかなり貢献しています。
つまりです、慰安婦問題は北朝鮮に近い左翼勢力が自分達の延命、精力回復の為に捏造を犯してでも問題を提起して起こしたものではないでしょうか。もっとうがっ
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