第四章
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そして慰安婦について語るうえでどうしても外せない人物がいます、どうもまだ生存している様なのでイニシャルとさせて頂きます。Y・Sという人物です。
この人物について考えることがありますが理解不能です、平気で嘘を言う人はいます。そしてそれによって利益を得ようとする人もまたいます。しかしです。
この人物はその際土下座をし日本だけでなく自分自身も貶めています。そうした行動をして何になるのか、フィクションの本を書いて利益を得るのならわかります。しかし己まで貶め卑しいと思われる過去を捏造して何になるのか、僕には理解出来ません。ほんの少しでも自尊という心があれば出来ませんし恥という概念が欠片程もあればです。生きる為にするのならよりましな方法があります、しかしこの人物は生きる為とはまた別にそうしたことをしたのです、名誉の告発者という立場を得る為でしょうか。この人物の経歴や関係は確証はないのですが怪しいものがあるのでは、という人もいる様ですし本当に理解不能です。変人と言うべきでしょうか。
何はともあれこの人物については『私の戦争犯罪』等の著作で当時日本領土であった済州島で女性を強制的に狩りそのうえで慰安婦に仕立てたとあります。その他には騙して慰安婦に連れていったとも書いています。この二つの設定が同じ著者の本、しかもどちらの本でも著者が主人公です。慰安婦徴用専門の仕事をしていたのでしょうか。しかしこのことが極めて重要ですが当時の日本では公娼制度がありそんな徴用だの連行なぞせずとも娼婦は募集すれば来ました。しかも軍の娼婦は待遇が他の娼婦に比べて極めてよかったのです、このことは従軍慰安婦の給与を見てもわかります。陸軍大将よりも遥かに収入がよかったのです。
そしてです、待遇もよかったのです。確かに娼婦という蔑む人が当時から多い職業ではありました。それを言えば売春は人類最古の職業の一つであり性欲という人間の根本的な欲情の一つを解消する為にも必要なものでありますが。そしてバビロニアの女神イシュタルに仕える巫女達も身体を売っていました。娼婦という職業にしても容易に差別だの虐げられただの言い切れないのです。娼婦が穢れたものであるのならば小デュマが書きヴェルディが歌劇にした『椿姫』のヒロインは何でしょうか。プッチーニのヒロイン達は娼婦的と言われます。よく見ればプッチーニ作品のヒロイン達はお針子娘や愛人、歌手、酒場の女主人、奴隷、芸妓と娼婦に近いのではないのかと思われる職業の女性ばかりです。しかし誰がミミやトスカ、蝶々さんを穢れていると思うのでしょうか。若しそう言う人がいるならばプッチーニの作品を観ていない聴いていない人でしょう。
話を従軍慰安婦に戻させてもらいます、慰安婦の待遇は収入にだけ出ていたのではありません。それに加えて衛生面での条件もよかったのです。
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