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転生とらぶる
スーパーロボット大戦OG外伝
番外編027話 新事業
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撃破されたMSやら何やらで色々とゴミがある。ネギま世界は……麻帆良はともかく、雪広財閥と那波重工でなら間違い無くその手のゴミは出ている筈だ。……なるほど。そう考えると確かにいけるかもしれないな。定期連絡の時にレモン様に提案してみるか。それでいけそうならアクセル隊長もGOサインを出すだろ」
「……その場合、エザリアさんが色々とまた忙しい事になりそうなんだが」
「まぁ、それは確かに。最近ようやくブルーマーズ計画についての折衝も減ってきたとか言って喜んでたんだけどな。けど、実際今はSEED世界とネギま世界の一部とだけしか繋がってないからシャドウミラーとしてもそれ程経済とかは気にしなくてもいいかもしれないが、これから世界が増えていけばそうも言ってられなくなるだろう? 資金稼ぎをする機会があるのなら見逃す手は無いさ」

 こうして、技術班からキブツを使った廃品回収とそれで作り出された品はそれぞれの世界に売りに出される事になる。
 もちろん現地経済を混乱させない程度の量ではあるが、何しろどんなゴミでも……それこそ、放射性物質や毒の類のような代物であっても問題無く分解出来るのだ。回収品の重量辺りの料金はかなり安く抑えられている影響もあり、次々と産業廃棄物やゴミの類を引き取って貰うべくやって来る企業や組織が増え、その引き取った代物をキブツで元素変換して各世界に売りに出す資源の類へと作り替える。あるいはシャドウミラー内で使う物資として保管する。シャドウミラー側の労力としては引き取ったゴミや産業廃棄物を運ぶのもメギロートを使えば無料であり、他にはキブツを動かすだけなので、受け取った金額はほぼ全てが純利益となる事になる。そして将来的にはホワイトスターを平行世界間のハブステーションとしての使用するための利用料と共に、シャドウミラーの代表的な仕事の1つとなるのだった。





 余談ではあるが、このサービスを最大級に利用した雪広財閥や那波重工は某国の嫌がらせによる輸出規制を行われてもレアメタルやレアアースに困る事は殆ど無くなり、最終的には財閥や会社の規模が数倍近くまで巨大化する事になるのだった。
 同様に、オーブもまた島国であるが故に不足気味だった資源を手に入れ、SEED世界での覇権を決定づける事になる。
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