17話
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る必要がある。
しかし、ラウネシアがボクの意見を受け入れるかは分からない。安全保障というデリケートな部分において、部外者の意見を聞き入れる可能性は低い。
ラウネシアの火力を無効化する術を目の前で実演するべきか。しかし、下手に動けば危険分子とみなされるかもしれない。ラウネシアを破る方法がある、という点については暫くは伏せる方が無難に思えた。少なくとも、ラウネシアの性格をよく知らない段階で、そこに踏み込むべきではないだろう。
ナイフで木の枝の先を削りながら、身の振り方を考える。
このナイフも刃がこぼれてしまえば、もう使えなくなってしまう。あらゆる物資は有限で、貴重なものだ。あのトゲトゲの植物の一部をナイフとして加工することも検討しなければならなかった。
当分は忙しくなりそうだった。
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