スーパーロボット大戦OG外伝
0549話
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「ちょっと違うな。確かにお前達以外の連中ならその方法を考えただろう。それこそ面目を保つ為なら、シロガネのブリッジに連邦軍の将校を1人放り込んでおけば共同でソーディアンを攻略したという大義名分は立つんだ。だが、お前達はそんな奴等とは違う。これまで幾度となく俺達の前に立ち塞がってきた、名実共に地球圏最強の部隊の1つだ」
「……ふんっ、散々お前にやられてきたがな」
「それでも、結局は誰1人欠ける事無くここまで戦い抜いてきただろう。それ程の戦力を持つお前達を、人数合わせや面子を保つ為だけの戦力として使うつもりは無い。お前達には戦力として期待させて貰う」
何しろ修羅王以外にもラスボスクラスが連続して現れるのだ。こっちの戦力が多いに越した事はない。
そんな風に考えている俺の内心に気が付いたのか、あるいは気が付いていないのか。とにかく、レフィーナとテツヤはお互いに視線を交わして小さく頷く。
「シャドウミラーとしての考えは分かりました。それで作戦の実行はいつ?」
「そうだな……」
レフィーナの声に考える。
向こうに転移するだけならいつでも可能だ。それこそ、1時間後にと言われればすぐにでも。だが、エクサランスのライトニングフレームとエターナルフレームの最終調整。さらにはフィオナの回復。そして、この後に来る筈のGサンダーゲートの襲撃。特に最後の件に関しては、上手く行けばデュミナスの戦力を削る事が出来るかもしれないだけに重要だ。そして……
「イェッツトレジセイア、か」
ポツリ、と呟いたその単語にキョウスケが反応する。
まぁ、あからさまにレジセイアとかアインスト系の名前が入っている以上はしょうがないか。
「何だ、それは」
「連邦軍のとある部隊がアインストレジセイアを捕獲して、改造したのが暴走してるんだよ」
「何ですって!?」
レフィーナの叫びがブリーフィングルームへと響き渡った。
同時に、向こう側のメンバー殆どが同様に驚愕の表情を浮かべている。
「何でお前がそんな存在を……まさか!?」
「違う。勘違いをするな。この件に関しては俺は全くの無関係。むしろ被害者と言ってもいい程だぞ」
今までの行動が行動だから疑われてもしょうがないが、鋭い視線を向けてきたキョウスケにそう告げる。
「俺の新型機は覚えているな?」
「当然だ。あれ程に特徴的な機体をそうそう簡単に忘れる訳がないだろう」
「あの機体はつい最近ロールアウトしたばかりでな。当然の如くT-LINKシステムが搭載されている」
正確に言えばT-LINKフレームなんだが、平行世界間の技術を融合して作られたシャドウミラー独自の技術で、当然の如く最重要機密だからT-LINKシステムで通させて貰う。
「それも兼ねて暫く
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