暁 〜小説投稿サイト〜
こんなチートでもありですかい?そうですかい。
第39話。変人の使い魔。
[2/4]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
。」

桜は悟った。この同好会はバケモノだらけの魔窟だったのだと・・・・





「・・・・」
「・・・・・・その子は誰?」
「レンや」
「誰も名前なんて聞いてないわ!誰との子よ!?」
「その質問はオカシイ」

猫モードのままだと姉ちゃんが怒るから幼女モードで連れ帰ったら怒られた。解せぬ。

「こないだの猫さんや」
「・・まさか使い魔?」

その質問にレンがコクりとうなづく。

姉ちゃんが猫嫌いだそうだから幼女モードにしてもらったと伝えたら、先に言いなさいよねと怒られた。

解せぬ。

「・・この子すごいわね。よく見れば使い魔として特A級の存在よ。いえ、魔として独立出来るほどの・・・・」
「よくわからんけど、猫の死骸に少女の死霊を降ろして作られた夢魔らしいで?」
「魔の憑依を降霊術で安定させたってところかしら?無茶苦茶ね」
「やっぱむずいん?」
「難しいってレベルじゃないわ。最低でも2つの特別な才能と、同じく最低でも2つの洗礼された術が奇跡のような確率で揃わないとできないわ。」

レンって凄いんやな〜。じぃ〜とレンを見ていたら、なに?っと言いたげにコテンと首を横に振るレン。カワユス。

とりあえず入院中の親父以外の皆にレンを紹介した。

シロちゃんと舞弥姉ちゃんには俺の使い魔だと伝え、タイガーには親父じゃなくて、俺とシロちゃんの親戚と言っておいた。

冬木の一般住民にとって、冬木の大火災の話は話しちゃいけない決まりみたいのがあるので、以前の家庭の親戚と紹介しておけば、普段五月蝿いタイガーも、そっかの一言で終わった。

んで、一緒に飯食って風呂入って寝た。ん〜、一番下の娘を思い出すな〜。





「・・・・レンなにしとんの?」
「・・・・?」

首ひねられても困る。

「暑いからって全裸はダメやで?女の子なんやから」
「・・・・・・」プイッ

朝起きるとレンが全裸で俺の腹の上に乗っていたので窘めて、脱ぎ捨ててあった服を着させる。

若干機嫌が悪そうになっているので、疑問に思いながらも肩車させる。

「・・・・」

頭にしがみついているレンの雰囲気が、若干軽くなったことに安堵して、そのまま茶の間に向かう。

「おはようさん」
「おはようニイさん。」

現在5時。もう夏休みなのにいつもと変わらず走り続けるシロちゃんに頭が下がる。

「今日も部活かい?」
「ああ。ニイさんは?」
「夏休みやで?普通にフリーや」

そして朝食。待っている間にレンはどっかに行った。まぁ猫さんだからしゃーない。

「あれ?レンは?」
「あれは猫さんだからな。気まぐ
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ