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不可能男との約束
男女の綱引き
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! な、何を間違っちまったんだよおい!」

「親友! 親友! よく考えてみようぜ!? 一番間違っているのはもしかしたら鏡に映っている存在っていうのが答えっていう単純な方程式があるかもしんねぇぜ!?」

「て、テメェ……! 勝ち組だからと言って偉そうに……! 大体! 俺のどこが間違ってるって言うんだよ!? 言ってみろよこの馬鹿! 俺は常にエロスと乳とぶった斬り欲旺盛なただの神様だぜ!?」

「そこが間違ってんだよ!」

周りの皆がツッコんでも神はめげない。
愚弟も一緒にヒートアップしている。

「もしかしたらシュウ。オメェの下心が浅間に読み取られたのかもしれねぇぜ! よし! シュウ! これ飲んでオメェに下心がないかを浅間に証明してみろよ!」

「ああ? 上等だぜテメェ。俺のピュアな心を聞いて逆に赤面すんじゃねえぞコラァ!」

全裸の懐から取り出した瓶を迷うことなく手に取って瓶の口を開けるのではなく握力だけで潰してそのまま飲む。
こういう時は加護とか剣神なのね、と思うが状況はこちらの思考よりも前に進む。

「よし! 智! 俺はお前の乳乳乳尻太腿首筋……いかん! 俺の思春期が!?」

「それはただの性欲だ!!」

くるりとトーリに振り向きながら商品を見る熱田。

「ってあ!? これ頭が幸の村製作所製品の自白剤『も、漏れちゃうぅーーー!!』 じゃねえか!? てめ、トーリ……謀ったな!?」

「謀ってねーーもぉぉぉぉぉぉぉぉぉん!! オメェの欲望が勝手に漏れただけだもぉぉぉぉぉぉぉぉん! ざまぁみやがれ極東神話のエロ神め!」

「なろっ……! テメェこそこれを飲んでも毒舌娘相手に下心を漏らさないって言えんのかよ!? そのLOVEに不純物がないって言えんのか!? ああん!?」

「はーーーーーーーー!? オメェとは違うんですだよオメェとは!? んなの簡単にやってやんよ……!」

そして愚弟も熱田から残った中身を奪い取って飲み干して

「よしホライゾン! 俺は乳乳尻尻尻尻太腿太腿太腿首筋……! ───人間素直が一番だもんな!?」

「小生思ったのですが、これ企画から失敗しているのでは?」

「全くもって同意だが残念なことに金にならんからどうでもいいな」

「ネタにはなるから使うけどね。自白剤ネタ……でも薬で攻めると単調になりそうねぇ」

賑やかねぇ、と思うが何時もの事である。
愚弟がはしゃぐ気持ちも解らないでもないが、今は乙女の時間帯なんだから男が一度攻めたのならば焦らさず攻めなさいよと思う。
そういう時は焦らすのは女の特権よ、と。
仕方がないからぼーっとしている浅間の肩にわざとぶつかるように触れることによって目覚めさせた。
触れ合った肉の感触にはっ、と目覚めしかしやはり顔が赤いま
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