暁 〜小説投稿サイト〜
不可能男との約束
男女の綱引き
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人間食べたいもの食って、飲みたいものを呑むのが一番なのよ? へ? 太るんじゃないですか? や、私あんまりそういう事ないし……あ! 光紀!? どこ行くの!?」

表示枠越しの会話が酷い、と思うが気にしたら巻き込まれる。

やれやれ……さっきまでの会議が嘘の様だなぁ。

周りの騒ぎに飲まれないように思わず現在ではなく過去に視界が逆走するが気にしない。
過去へと帰る起点は自分の内面ではなく人物だ。
そこにるのは見慣れたとも言える巫女服を着た人物であり、同性の自分でも見惚れる顔と黒髪の美髪を持った少女であり葵姉が物凄くいい顔を向けていある同級生であり、顔を物凄く真っ赤にしている少女。
浅間だ。





浅間の意識は今も過去に飛んでいる。
飛んだ行く先はほんの数分前……と自分では思っている時間帯。
もしかしたら実は数時間前とかになっているかもしれない。
隣で喜美が意味不明にクネクネしているがそれすらも自分の視界に入ってこないくらいに意識が過去でループしている。
その原因となった映像が頭の中で再び思い浮かぶ。
それはまず正純による対英会議はどうなるか、ここでならまだトーリ君の世界征服宣言を撤回すると事は出来るといったことであった。
その部分を聞いたときは思わずシュウ君の方を見てしまったのだが───真面目な話の中で躊躇わず私が作った五穀チャーハンを凄い勢いで食べているのを見て半目になるのを実感した。
 
・剣神 :  『智が作ったチャーハンは全て俺の物……! あ、気にすんな鈴。お前の分はちゃんと取っているからよぉ。ただしアデーレ。お前は駄目だ……!』

・貧従士:  『な、何て外道な! 差別か区別かは知りませんが平等という二文字を尊びましょうよ!』

・金マル:  『平等という文字を尊ぶには格差が世の中あるからねぇ……』

・●画 :  『ええそうね……特にアデーレには大きな差があるものね───身長っていう。さぁアデーレ。今あんたが思った世の不平等を遠慮なく叫びなさい。ちゃんと同人誌に反映してあげるから』

・貧従士:  『じ、自白させて自分のストレスを上げさせるつもりですか……!』

アデーレが可哀想な事になっているので仕方がないのでアデーレの傍に肉を置く事にした。
野菜とかも置こうとしたがもうこの場所にはほとんど無くなっているのでそこは我慢してもらうしかない


基本、皆食べる人が多いですからねぇ……。

自分も別に小食というわけではないのだがナルゼやナイト。ミトといったメンバーには流石に負けるしかない。
いや、別に勝つ気もないのだが。
まぁ、そこら辺は種族差とかそういうのもあるから仕方がない。シュウ君は種族差を超越してちょっとミトの芸風を乗り越えようとしているが知らん。
そこはミ
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