第6章:女の決意・男の勘違い
第27話:無為な時間、でも平和な時間
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だから信用できないのだろう。
両サイドに対しオドオドするウルフを見て笑ってしまう。
リューラ殿も、そんな光景を見てケラケラ笑って機嫌を直す。
なるほど……勘違いとは言え、先程不愉快な思いをさせた彼女へのフォローだったのか。
「まぁ良いわ……と言うわけでマリー、私が勝ったら3日間私が名刀を貸し切る。貴女が勝ったら、勿論3日間は貴女の貸し切りよ!」
「良いわ……乗りましょう!」
うら若い……それもまだ12歳の少女の会話とは思えない。
「あの……名刀の持ち主の意見は無視なのですか?」
勝手に話が纏まり、まさに名刀の持ち主であるウルフが、不満げに問いかける。
どうせどちらかとは行うのだから、聞くまでもない事だろうに……
「何言ってんのウルフ。その名刀は私達の物なのよ! 付いてるのは貴方の股間だけど、所有権は私達姉妹にあるのよ! 理解しなさい……それがリュカ家というものよ!」
「いや〜!!! 俺の立派なご子息がぁ〜!!」
マリーの言葉に、両手で顔を隠して叫ぶウルフ。
何とも酷い遣り取りなのだが、笑ってしまうのはリュカ家の毒に染まってきたからだろうか?
如何なる時でも深刻にならないリュカの所為だろうか?
しかし……
「じゃぁコレはボクのもの!」
と私の股間を押さえ呟くホイミンには困ってしまう。
ライアンSIDE END
(世界樹の根元)
リューノSIDE
こんな大勢が連泊するとは想定してなかった世界樹の根元にある宿屋。
1泊して翌朝の食事までしか食材の用意が無く、困り果てた末に客である我々に相談してきた。
即座に答えを出したのはウルフ。
「じゃぁ俺が数人を引き連れて、エンドールにルーラで買い出しに行きます。金庫番のトルネコさんは、ご家族に会う為にも一緒に来て下さい。そして出来れば、安く仕入れられる店をネネさんから聞き出して下さい。それと手間賃は要りませんから、もう1泊分の宿代はサービスして下さい」
そう言って昼過ぎに、シン・ライアン・クリフト・ブライ・アロー・そしてトルネコと共にルーラで出かけていった。
どうやら1泊分以上の買い出しをしようと思っているらしく、荷物持ち要因を大勢連れて行ってしまった。
残された女性陣は時間を持て余してしまい、ガールズトークを炸裂させる。
とは言え、昨晩の私とマリーの会話が残ってたらしく、お父さんの名刀についての会話がメインだった。
真面目そうなラピスまでもが、鼻息を荒くして会話に参加してたし……ロザリーが「チラッとしか見てませんが、ピサロ様以上かも……」とか言うし……
結論から言えば、男も女もエロエロなんですよ。
何だかホッとしますね。
リューノSIDE END
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