第1部その3:友達思いなのはお互い様じゃね?
[8/12]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初
イディーアその1ッ!嬢ちゃんと関係をでっち上げる。「もう毎日毎日バッキンガム宮殿だでウェッヒッヒ」とか、男なら一回くらい言ってみてぇだろぉい?≫
(ボツ!)
俺は田舎のプレスリーじゃ無ぇし、それ以前に心理的被害の規模が次元震クラスだからなそれ!
そもそも、9歳児に下ネタを言わせようとする辺りお前本当に碌でもないオッサンだなおい。
≪じゃぁアイディーアその2ッ!実は嬢ちゃんじゃなくてポンコツの御主人と関係がある、お前はホモだッ!!≫
(死ね!氏ねじゃなくて死ね!!)
高町さんは助かるが、俺の心理的被害がM(メガ)トンクラスからY(ヨタ)トンクラスに一気に増大してんぞそれ!
M(メガ)→G(ギガ)→T(テラ)→P(ペタ)→E(エクサ)→Z(ゼタ)→Y(ヨタ)のY(ヨタ)だかんな、恐ろしいぞ!?
つーかお前は幼気なお嬢様「お二人」を「お腐たり」にさせるつもりか、何気に俺今上手い言言ったな!
≪……わがままだなお前さん≫
(これから今すぐ製鉄所にでも行くか?あぁん!?)
≪…仕方ねぇ、アイディーアその3ッ!お嬢二人をこっちに引き込むッ!≫
(馬鹿かてめぇはッ!?そんな事したらそれこそ高町さんに俺達殺されるぞ!?)
コイツも駄目だ、何をしても俺がディバインバスターを喰らう未来しか想像できない。
それともアレを防ぎきる自信でもあるのか?
仮にあったとしてもその後俺達と高町さんの関係が東西冷戦真っただ中のしかもキューバ危機もビックリな状況にしかならんぞ?
≪まぁ落ち着けや、私だって考えなしにこんな事言ってる訳じゃぁ無いんだぞ?≫
俺のデフコンがレベル2でテンヤのワンヤになろうとしているこの時にテメェはよくもまぁそこまでノホホンとしかも上から目線で構えていられんなオイ。
一応聞いてやるがこれ以上碌でもない事を抜かすようだら学校の理科室行ってビーカーの中に王酸作ってそん中にぶちこんだるからなオイ。
王酸の作り方知らんがワシャ本気じゃぞ、シュワンシュワンに溶かしてやるからなオイ。
覚悟しとけよオイ。
(何だよ、何考えてんだよ?)
≪いーか良く聞け、今のこの状況を良く考えてみろ、まずお前さんは基本的に嘘を吐くのが苦手なお馬鹿さんだ≫
(よーし、よく言った、やっぱお前溶かす…)
≪いいから聞けっつってんだろこのオタンコナス!要するにお前は馬鹿正直だっつってんの、お前さんだって嘘吐くのに抵抗なんかあるんじゃ無ぇのか?≫
(……そりゃ、そうだが)
≪だろ?しかも相手はあの嬢ちゃん達だ、すこぶrrる頭の良いだろう嬢ちゃん達に納得のいく嘘を吐く自信がお前さんにあんのか?え?≫
(……無いッ!)
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ