アインクラッド編
0.5:プロローグ
[8]前話 前書き [1]後書き [2]次話
青き空に浮かぶ巨大な石と鉄の城、《浮遊城アインクラッド》。
この世界は、仮想の世界だ。
仮想の建物、仮想の剣、仮想の体。
ほんの数分前までは、この世界はただの遊びの世界だった筈だ。
ーこれはゲームであっても遊びではないー。
そんなふざけた宣言と共に、この意味のないデスゲームが始まりを告げた。
そう、これは現実の命がかかった本物のデスゲーム。
非難する者、泣き叫ぶ者、恐怖する者と、人は様々だ。
俺ーメテオーは、そんな集団の輪から走り抜けると、すぐに町を出た。
道中、モンスターである《ウルフ》が出現し、戦闘に移る。
「ガオォウッ!」
ウルフの牙が、俺の横っ腹を掠り、HPバーを僅かに減少させる。
「??????ッ」
この危機感??????そうだ、これが生きてるって事だ!
俺は心の中でそう叫び、ウルフに向き直ると、すかさずソードスキルを発動させる。
片手長剣単発水平斬り、《ホリゾンタル》。
「???らぁッ!」
俺の武器ースモールソードーが、ウルフの体を斬り裂く。
「ギャオオオンッ!」
甲高い悲鳴を上げ、ウルフはその体をポリゴンの欠片へと変えた。
すぐに剣を腰にある鞘に収め、全力で疾走する。
「うおおおおおおおっ!!」
俺は叫び、これから始まるサバイバルに一直線で向かっていった。
[8]前話 前書き [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ