第38話。変人の異変。
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で痛い。←痛みで不機嫌になっている。
そしてレントゲン写真が出来て外科のおっちゃんの一言がこれだ。
「んー成長痛だねー。両膝がオスグッドぽいね〜。腰も来てるね〜。運動はしばらく休んでね。とりあえず湿布と痛み止め出しときますよ」
もう・・・・ゴールしていいのね?マジで痛い。
結局、シロちゃんに連れて行かれて事なきを得た。シロちゃんに感謝するんだなおっちゃんマジで痛い。
4ヶ月後・・・・
「18cm伸びた・・・・」←感動している。
「なんでさ!」
現在、晋吾161cm。士郎148cm
同好会で、横に無駄に長いデジタル時計を作っていたとき、奴は来た。
「ニャ〜」
「・・・・ニャー」
「何がにゃーよ」
「凛ちゃん言ってみ?」
「・・・・何を?」
「ニャー」
「ニャ〜」
呼応するように猫さんも鳴く。
「いっ・・嫌に決まってるでしょ!?」
「ニャー」
「ニャ〜」
「・・・・・・・・ニャー」
とりあえずサムズアップしておいた。凛ちゃんはめっちゃ顔を真っ赤にしている。
こっちゃこいと手招きしてやる。膝に飛び乗って来た。カワユス。
つかこいつどっから来ん?
「・・本当に先輩と遠坂先輩って仲がいいですね」
桜ちゃんがそんなことを言ってきた。
最近桜ちゃんの様子と言うか、雰囲気がだいぶ変わった。
なんつうの?・・・・・・色っぽい通り越してエロい?
「そりゃそうやろ。マブやからな」
「マブですか?」
「おうよ。」
「先輩達は付き合ってるんじゃないんですか?」
なんでそうなんねん。
「・・・・違うわ」
凛ちゃんが短く言い切る。そりゃそうだ。
「・・えーっと、もしかして別れたとか?」
「なんでそこまでして私と晋吾をくっつけたいのかしら?」
この会話の内容に、やたらと突っかかる凛ちゃんに驚いていると、桜ちゃんが爆弾を落としてきた。
「だって遠坂先輩。先輩のこと『あなた』って呼ぶじゃないですか。」
凛ちゃんはやっちまった〜って表情。ごめんね凛ちゃん、俺気づいてたけど黙ってた。
まぁ、思春期って異性の呼び方って凄く重要だもんな。基本凛ちゃんは相手の名前をきちんと呼ぶしね
俺だけ『あなた』→俺だけ特別→じゃ付き合ってんじゃね?の理論。浅はかですな。
「じゃ、マブダチって言うのが真実なんですね?」
「おうよ。」
「・・・・所でマブダチって何?」
うえぇ〜って表情で二人で凛ちゃんを見る。猫も一緒に向ける。
「それはないで親友。」
「親友?」
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