暁 〜小説投稿サイト〜
こんなチートでもありですかい?そうですかい。
第38話。変人の異変。
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てよう見るとホンマに美人さんだのぉ

つい身長差に気を取られるのは男の子の証拠かね〜





アルの家に再び戻ってゆっくりしてると、ちょっと待っててと言って奥に消えた。

「?どうしたんやろ」

暫くすると、魔力の流れを感じアルが戻って来る

「ど・・どうかな?」

アルがちっちゃくなってました。

でも胸はでかい。でも胸はでかい。非常に大切なことなので2回言いました。

立ち上がってみる。ちょうど俺の顎辺りが頭に来るみたいだ。

「晋吾、私の方が身長高いの気になってるみたいだし、こっちの方がいいかなーって」

もじもじと顔を赤めて、いじらしい表情を見せる。

あーもーこの姫さんは!

いじらしさに負けて優しく包むように抱きしめる。

「別に大丈夫やって。ほんの数年もすれば追いつくさかいに。せやから、アルはありのままでええんよ」
「・・・・そう?」
「おうよ。むしろアルの頭が俺の胸あたりまで成長したる」
「フフッ。楽しみにしてるわ」

とか言って、そのままクルクル周りながらベットにダイブした。

・・・・いやね。せっかくこんな格好してくれたのに勿体ないじゃないですか。









11月の中旬になり、コートを出さないか検討し始めた頃の朝。

「なんやこれ?腰と膝が超痛いんやけど?」

いきなりの痛みに動けなくなる晋吾。この体になってはじめてのじわじわとくる痛みに戸惑う。

「マスター。・・・・どうしたのだ?」
「おうセブか。・・わからへん。マジで痛い」
「ふむ。立てるか?」
「んー微妙。マジで痛い。肘も痛い」
「・・・・舞弥たちをよんでこよう。」
「おー頼むわー」

痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い

頭のなかにず〜っと痛いと思っていたらしばらくして(晋吾の体感時間。実際はすぐ)二人が、その後シロちゃんもやってきた。

「晋吾!どうしたの!?」
「姉ちゃんもちと静かにしてくれへん?体に響くわ」
「ご・・ごめん」

とりあえず病院に行くことにした。親父も世話になっている病院だ。

「ニイさん歩けるか?」
「歩けるけどマジで痛い。」

心配そうに付添うシロちゃんと、心配で俺とシロちゃんの後ろでオロオロしている姉ちゃん。

舞弥姉ちゃんは受付で手続きしている。

「はいはいどーしました?」

相変わらず外科のおっちゃんはやる気のない奴だと思う。マジで痛い。

「全身が痛いです。」
「んじゃーとりあえずレントゲンとりますかね?」

あ?とりあえずってなんだよおい。頼むから真面目にやってくれよマジ
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