暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
スーパーロボット大戦OG外伝
0548話
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た様子の赤毛のショートカットの少女が存在していた。

「フィオナ。無事だったらしいな」
「え? あ、うん。アクセルさんは、その、どうしてここに……? ここは私達のいた世界と違う世界だってラウルが言ってたのに……」

 俺に付いては恐らく話してなかったのだろう。まぁ、フィオナを救助してからすぐにテスラ研に戻って来てその暇も無かったってのが正しいんだろうが。

「とにかく今は休め。お前が無事だったのと同様に俺も無事だった。詳しい話は少し落ち着いてからになるだろう」

 そっと弱っているフィオナの頭を撫でながら告げると、暫く気持ちよさそうに目を瞑っていたのだがやがて本格的に寝息を立て始める。

「……行ってくれ」

 恐らくヒリュウ改かハガネの医務室に勤めている看護師か何かなのだろう。ストレッチャーを運んでいる男2人にそう告げると、そのままテスラ研の中へと入っていくのを見送る。

「……アクセルさん」
「ラウルか。良くフィオナを無事に助け出せたな」
「いや、あの共鳴現象が無ければ……それに、レモンさん達がいなければデュミナスの手下に連れ去られるところだったよ」
「レモンが?」
「ああ。フィオナのエクサランスを確保しようとしていた敵に、弾丸を雨霰と食らわせて援護してくれたんだ」
「そうか」

 レモンとフィオナは微妙に仲が悪いと思っていたんだが……実はそう見えていただけで仲は良かったのかもな。
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